櫻子さんの足下には死体が埋まっている わたしのおうちはどこですか (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.36
  • (8)
  • (23)
  • (42)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 540
感想 : 28
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041062500

作品紹介・あらすじ

突如、姿を消した幼い少女・いいちゃんと親友の百合子を捜す正太郎と櫻子。百合子の残したヒントによって居場所を突き止めるが、驚くべき事実が明らかになり……。そして正太郎の秘密が暴かれる!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • やっぱり鴻上さんは好きになれない人でした。ずっと感じてたけどこうなるとは…。ラストは彼女主体でしたが、好きじゃないキャラの話は読みづらいったらもう。正太郎も好きじゃないし、何で読んでるんだろうと、途中で自問自答。惰性ですかね…。次は読むのかかなり微妙です。

  • 良いよ、良いよー。

  • 面白いけど、鴻上ちゃんのグダグダが全く理解できない。

  • やはりいつもと同じくドキドキした!

  • 前回誘拐されたいいちゃんは無事救出。
    浮気していた旦那も、もうちょっと相手選びなよ。こんなメンヘラ。身勝手すぎて、考えも甘いし。子供引き取るのが自己満足だけでできるわけないじゃん。
    それに、上手く離婚できても子供の養育費抱えている、安易に浮気に走る男なんて結婚しても苦労しそう。
    事件後のハロウィンイベント。
    櫻子さん達はケーキ探し、鴻上達はテディベア探し。
    テディベア絡みで珍しく超常現象が発生。
    骨はよく出てくるこの作品、幽霊は珍しい。

  • 前巻からのひっぱりから怒涛の展開。勧善懲悪ってのとは違いますけど、清廉潔白な主人公の周りのハナシと言うわけではないというのは、ま、ちょこちょこと描かれていた部分ではありますが、インパクトは大きい。ここまで届くのか!?と言う見え隠れするその悪意からの距離感ってのは、こういう描き方となるのですね。残りわずかというか、事後談的な文言が散りばめられ始め、クライマックスまっしぐらなわけですね。

  • 【再読】いいちゃんと百合子の元に辿り着いた正太郎たちを待っていたのは、正太郎に敵意を向ける百合子だった。正太郎の『遺書』を手にした百合子が正太郎を揺さぶる第壱骨。ハロウィンイベント会場を舞台に、消えたケーキを追う正太郎と櫻子を描く第弐骨。同会場で百合子たちが、消えたテディベアと百合子のストラップを探し求める第参骨。百合子の積もった思いが爆発する本巻は、まさに百合子回と言えるでしょう。百合子を絡め取っただけでなく、九条屋敷にも悪意を向けた花房との対決は近いのか。あと、ちっとも脈がない今居が不憫だわ…。

  • もともとサイコパス系な登場人物が多いと思っていたけれど、完全に精神が彼岸の彼方へ行ってしまった犯人に慄いた…あと鴻上が真のラスボスになりきれてなくて残念。

  • 今巻は、ストーリーよりも旭川のハロウィンイベントの描写や食べ物を想像して楽しむ感じ。ミステリーというより思春期濃度高め。

  • 百合子ちゃん賢い子だなぁ。そう言えばいつからか表紙に正太郎くんがいないね

全28件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

北海道札幌市出身。2012年まで旭川市在住。小説投稿サイトE★エブリスタにて作品を発表し、高い筆力で人気となる。同年、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」にて、E★エブリスタ 電子書籍大賞ミステリー部門(角川書店)優秀賞受賞(Eleanor.S名義)。他に、怪盗ロワイヤル小説大賞 優秀賞、E★エブリスタ×『カルテット』小説コンテスト 大賞を受賞。著作に「昨日の僕が僕を殺す」シリーズ、「涙雨の季節に蒐集家は、」シリーズ(共に角川文庫)などがある。

「2022年 『後宮の毒華』 で使われていた紹介文から引用しています。」

太田紫織の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×