キマイラ19 明王変 (19) (角川文庫)

  • KADOKAWA (2018年3月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784041062555

作品紹介・あらすじ

悩める九十九三蔵の前に姿を現わした真壁雲斎。大鳳吼と久鬼麗一のキマイラ化を抑えるべく奔走していた雲斎は、亜室健之から聞いたキマイラの歴史を九十九に語り始める。その内容は恐るべきものだった。一方、フリードリッヒ・ボック一味に拉致された織部深雪を助けるべく立ち上がった菊地良二は、戦いの末敗れ、捕らえられた船の一室でボックの仲間と思われる久鬼にそっくりな謎の少年と対峙する。キマイラの秘密に迫る19巻!

感想・レビュー・書評

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  •  幻獣キマイラを巡って男たちが熱い闘いを繰り広げるSFアクションシリーズ第19弾。

     物語は、キマイラのルーツに迫り、ついに仏陀が悟りを開く前までに遡ってしまいました。

     まさか、一気にそこまでいくとは予想外の展開。

     物語の壮大な世界を想像せずにはいられませんでした。

     この長い物語もクライマックスに向かって進んでいるようですが、どんな結末を迎えることになるのでしょうか。

     この物語を読み始めた10代の頃の感性で味わいたいものです。

  • 2018(平成30)年発行、KADOKAWAの角川文庫。相変わらずキマイラシリーズはよく覚えていない。どういう話だったっけ、どういうか関りのある人物だったっけ、と思うことが多い。にも拘わらずなかなか終わってくれないのも困った話である。

    あとがき:「あとがき(ノベルス版より)ー秋の日差しの中でー」(2015年10月吉日 小田原にてー)夢枕獏、

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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