MEG ザ・モンスター (1) (角川文庫)

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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041062593

作品紹介・あらすじ

古生物学者であるテイラーは氷河期に絶滅したはずの巨大ザメがいまだ棲息している可能性を発表して周囲の失笑をかった。だが、ある人物の依頼で深海に潜った彼は、そこで最凶の生き物を目にする――!

感想・レビュー・書評

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  • ‪終わり方ー!?‬
    ‪最後捕らえられたサメが再び解き放たれたら悪夢が再来することになる。‬

    ‪メグを一目見ようと海上に集まる命知らずな観衆たちがてんやわんやになる姿は酷く滑稽にみえるよね

    しぶとく生き残る者、あっさり食われる者、自ら命を絶つ者色々な人がいたけど
    もう少し待てば助かったのに..の人もいて切ない

    ‪この表紙のメグに殺されるなら噛まれて死ぬより丸呑みされて圧死だなあ...‬

  • スティーヴ・オルテン『MEG ザ・モンスター』角川文庫。

    2001年に角川文庫から刊行された『メガロドン』の改題、再文庫化……ということは、既読。またしてもやられた!

    気を取り直して……一応は海洋パニック・アドベンチャー小説である。

    映画化目当てに書かれたような作品は御都合主義の描写のオンパレード。その一つ一つの描写にもっともらしい理由を付けているのだが、どうにも白々しい。20年前なら御都合主義も受け入れられたと思うのだが……

    古生物学者のジョナス・テイラーは氷河期に絶滅した巨大鮫メガロドンの棲息を主張していた。タナカ海洋研究所のマサオ・タナカの依頼でマリアナ海溝で発生した深海潜水艇の事故を調査していたテイラーは深海で巨大なメガロドンの姿を目にする。

    メガロドンの暴走が極めて昔のゴジラ的に描かれ、『ジョーズ』や『ジュラシック・パーク』のようなリアリティは感じられず、B級映画のノベライス『シャークネード サメ台風』のような内容だった。

  • 冒頭5ページの凄さと面白さ。まさに、海洋版ジュラシック・ワールド。 生物学的に納得のいく説明や設定・展開となっていて、 大真面目にメガロドンとの闘いを描いている。かなり非情な状況に何度もなり、救いはあまりないのも潔い。特に後半メグが某所にやってきての流れはまさにカオス!これを映画でやってほしかった! ラストのバトルは、「ピノキオ」を想像させるが、それでもかなり興奮するし、面白かった。 映画はそこが足らなかった。

  • 映画は何度も視聴していましたが、原作の存在は最近知りました。
    幼少期から海やそこに住む生物、特に深海に興味津々で大好きなのですが…あくまで安全が保障されている事が絶対条件です。
    物語の野次馬たちのように、あんな状況下で、安全とは言い切れない海に見物に行く事は出来ません(笑)

    メガロドンがただの殺戮マシーンで、1年も経てば海の生物のほとんどが居なくなるレベルに感じました。
    人間を食べても、そんなに満たされなさそうな大きさですよね。

    映画を見たのはかなり前ですが、また違った展開でかなり楽しめました!

  • 映画を見たので備忘

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著者プロフィール

フィラデルフィア生まれ。デラウェア大学でスポーツ医学修士をとり、テンプル大学で博士号を取得。会社経営などのかたわら、海洋学、古生物学の調査を10年以上続けてきた。著作に『蛇神降臨記』『邪神創世記』(上下)など。

「2018年 『MEG ザ・モンスター』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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