BLOOD ARM (角川文庫)

  • KADOKAWA
3.11
  • (0)
  • (4)
  • (3)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 44
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041062678

作品紹介・あらすじ

頻発する地震、原因不明の停電、そして行方不明者……。四方を山に囲まれたその町では、異様な出来事が相次いで起きていた。ガソリンスタンドで働く沓沢は、ある日、黒岩山を越えた隣町へタイヤの配達を命じられる。山中で彼が目にしたのは、乗り捨てられた車、徹底的に破壊された集落という異様な光景だった。呆然と立ち尽くす彼に、突如巨大な触手が襲いかかる! 未知の生物との死闘を描く、ホラー・アクション。解説・田口清隆

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • webサイトYOMBAN2009年2月〜11月に連載した怪獣小説BLOOD ARMに大幅な加筆修正をして2015年5月角川書店刊。角川書店2015年3月刊の怪獣文藝の逆襲に収録した怪獣チェイサーと映画監督・特技監督の田口清隆さんの解説を追加して2018年5月角川文庫化。BLOOD ARMは怪獣もの。対応する秘密組織や、秘密兵器そしてなんといっても巻き込まれ型ヒーローとそれを助けるヒロインが楽しい。文庫化おまけの怪獣チェイサーは既読だが、別作品の殲滅特区の静寂を知った上で読むとより楽しめた。

  • 怪獣ものです。
    意外と面白かった。

  • パニックホラー的な前半から後半は対怪獣防衛戦へ。なかなか異色な作品です。巻末の短編はMM9を彷彿とさせますね。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

大倉崇裕(おおくら たかひろ)
1968年京都府生まれ。学習院大学法学部卒業。97年、「三人目の幽霊」で第四回創元推理短編賞佳作を受賞。98年、「ツール&ストール」で第二十回小説推理新人賞を受賞。2001年、『三人目の幽霊』でデビュー。代表作である白戸修シリーズ、福家警部補シリーズ、警視庁いきもの係シリーズは、いずれのシリーズもTVドラマ化されている。

「2022年 『殲滅特区の静寂 警察庁怪獣捜査官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大倉崇裕の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×