江戸の御庭番 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2017年12月21日発売)
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本 ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784041063583

作品紹介・あらすじ

【待望の新シリーズ、堂々開幕!】

昼は婿殿、夜は凄腕隠密。

「秋山久蔵御用控」「新・知らぬが半兵衛手控帖」の著者入魂、これぞ忍者時代活劇!


江戸の隠密仕事専任の御庭番・倉沢家に婿入りした喬四郎。
着任早々、八代将軍徳川吉宗から、神田に現れた盗賊・牛頭馬頭の始末を命じられる。
嫁の佐奈と仮祝言を上げたのも束の間、喬四郎は探索に乗り出した。

盗賊の隠れ家はなんと武家屋敷。
背後に潜む者を感じた喬四郎は、次の押し込み先で盗賊頭の義十をわざと逃がし、真相を曝くために後を追うが、
義十は謎の武士に斬られてしまう――。

息を呑む展開とアクション。
時代劇の醍醐味が詰まった新シリーズ、堂々開幕!

感想・レビュー・書評

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  • 同じ作家の作品をずっと読んでいるが、少し筆遣いが違っているように感じる。
    私には今までの作品よりずっと読みやすい。
    そして、事件解決のテンポもいいが、義父とのやり取りのセリフがほほえましい。
    また、主人公のお庭番としての力量も申し分ない。

  • 徳川吉宗の時代。
    紀州から江戸詰のお庭番として、倉沢家に婿入りしたのが、主人公喬四郎。そして幼馴染の忍、才蔵。

    吉宗からの依頼に動く。

    倉沢家の家族のキャラも良し。

  • 何でも物事がうまく動く藤井先生の痛快時代小説です

  • 藤井邦夫さんの新シリーズが始まりました。「江戸の御庭番」、2017.12発行です。倉沢喬四郎、倉沢左内家に婿養子に入った御庭番(公儀隠密)、佐奈20歳との仮祝言はしたものの、8代将軍吉宗の命を受け、八面六臂の動きを。たまに家に帰り、妻を驚かそうと後ろから優しく抱きしめると、佐奈は肘鉄を(^-^) 舅の左内の隠居ぶり、姑の静乃の生真面目さ、物語に心地よいアクセントを与えています。楽しみなシリーズです。

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著者プロフィール

1946年、北海道旭川生まれ。テレビドラマ「特捜最前線」「水戸黄門」などの脚本家、監督を経て、2002年に作家デビュー。以降、多くの時代小説を手がける。「新・秋山久蔵御用控」「新・知らぬが半兵衛手控帖」「日暮左近事件帖」「江戸の御庭番」などのシリーズがある。

「2022年 『野暮天 大江戸閻魔帳(七)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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