- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041063583
作品紹介・あらすじ
江戸御用を専らとする特殊な御庭番(隠密)、倉沢家の婿養子となった喬四郎。八代将軍吉宗から直々に極悪盗賊の始末を命じられ、探ると背後に潜む者の影が……。忍びの技で悪を成敗! 痛快活劇!
感想・レビュー・書評
-
同じ作家の作品をずっと読んでいるが、少し筆遣いが違っているように感じる。
私には今までの作品よりずっと読みやすい。
そして、事件解決のテンポもいいが、義父とのやり取りのセリフがほほえましい。
また、主人公のお庭番としての力量も申し分ない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
徳川吉宗の時代。
紀州から江戸詰のお庭番として、倉沢家に婿入りしたのが、主人公喬四郎。そして幼馴染の忍、才蔵。
吉宗からの依頼に動く。
倉沢家の家族のキャラも良し。 -
何でも物事がうまく動く藤井先生の痛快時代小説です
-
藤井邦夫さんの新シリーズが始まりました。「江戸の御庭番」、2017.12発行です。倉沢喬四郎、倉沢左内家に婿養子に入った御庭番(公儀隠密)、佐奈20歳との仮祝言はしたものの、8代将軍吉宗の命を受け、八面六臂の動きを。たまに家に帰り、妻を驚かそうと後ろから優しく抱きしめると、佐奈は肘鉄を(^-^) 舅の左内の隠居ぶり、姑の静乃の生真面目さ、物語に心地よいアクセントを与えています。楽しみなシリーズです。