- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041064344
感想・レビュー・書評
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ファンタジーorアドベンチャー系かと思わせて、
密接に現代社会とリンクしており
予想を裏切りながらも読んで良かった救われたと感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
父に借りて読んだ。
のめり込んで読むことができた。
正解がない問題に対しそれぞれの選択をしていて
それまでの過程や得られた結果が真、タマちゃん、パクさんをプラスに成長させていた。
私も他人に任せてばかりでなくしっかり自分で考えて判断してゆこうと思えた。 -
この人の文章ってほんとに素敵だと思う。でもわたしの読解力が落ちたか、状況がのみ込めません。糸音さんと糸音ちゃんの絡繰りが良く解りません。メルヘンです。
真と珠美が良い雰囲気になっていくの分かりました。ハッピーエンドでなにより、なにより -
中学3年の尾垣真が拾った中世ヨーロッパの古城のデッサン。分身を描き込むと絵の世界に入り込めることを知った真は、同級生で美術部員の珠美に制作を依頼。絵の世界にいたのは、塔に閉じ込められたひとりの少女だった。彼女は誰か。何故この世界は描かれたのか。同じ探索者で大人のパクさんと謎を追う中、3人は10年前に現実の世界で起きた失踪事件が関係していることを知る。現実を生きるあなたに贈る、宮部みゆき渾身の冒険小説!
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ラスト一気読み
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思っていた以上に重い読後感があり、「うーん」といった感想。
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20201204
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とある絵を通して、本来なら出会わなかった3人がそれぞれの思いを抱いて、ある事件の解決に挑む。
冒頭は正直、現実離れしすぎているようでなかなかどういうラストなのか見えず、読み進められなかったが、
中盤から様々な解釈が入ってきて、ラストまでは一気に読めました。
ぜひ中盤まで読み進めるのがおすすめです!