表御番医師診療禄11 埋伏 (11) (角川文庫)

  • KADOKAWA (2018年2月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784041064375

作品紹介・あらすじ

御広敷番医師の矢切良衛は、登城後に医師溜で御膳所の仲居が昨夜腹痛を起こしたことを知らされる。その仲居は、大奥で将軍に出される料理の調理に携わる者。将軍の食事にもしや――。綱吉の体調を危惧した良衛は、お目通りを試みるのであった。一方、本所深川の顔役となった真野は、縄張り内での騒動が何者かの陰謀であることに気づく。敵の狙いは、良衛なのか? 周到に仕組まれた罠と陰謀を、良衛は切り抜けられるのか。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

医療と陰謀が交錯する物語が展開され、主人公の矢切良衛が将軍・綱吉の健康を守るために奮闘する姿が描かれています。大奥での仲居の腹痛をきっかけに、良衛は将軍の食事に潜む問題を探り始めます。塩気の強い味付け...

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第十一弾。

    大奥で将軍に出される料理に携わる仲居が起こした腹痛に疑問を持った良衛。
    将軍・綱吉に目通りし、綱吉の脈などに異常を感じた良衛は、お伝の方に頼み込んで実際に将軍に供される食事を試食したところ、塩気が強すぎる味付けに疑問を持ちます。
    この味付けが誰の申し送りだったのか、将軍の体調を視る奥医師たちが何故見逃していたのか(わざとか?)、疑問が募ります。
    毎度のことながら、良衛が探索させられ、お約束のように妨害するべく襲撃されてしまうのですが、凄腕の浪人・真野さんが味方になってくれたので心強いですね。
    私の中では真野さんはイケメンなのですが、どうなんでしょう。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    御広敷番医師の矢切良衛は、登城後に医師溜で御膳所の仲居が昨夜腹痛を起こしたことを知らされる。その仲居は、大奥で将軍に出される料理の調理に携わる者。将軍の食事にもしや―。綱吉の体調を危惧した良衛は、お目通りを試みるのであった。一方、本所深川の顔役となった真野は、縄張り内での騒動が何者かの陰謀であることに気づく。敵の狙いは、良衛なのか?周到に仕組まれた罠と陰謀を、良衛は切り抜けられるのか。

    平成30年3月10日~12日

  • 2025.9.10 読了


    生の基本である食。
    将軍の食べ物に なにかあるのでは、という
    疑惑を 調べることになる良衛。

    自分は医師で、探索はできないと思いつつも
    お上からの命で選択の余地はない。

    どんどん巻き込まれる良衛。
    続きが気になります!


  • 良衛、綱吉の食事の味付けに疑問を持つ。本所深川の顔役となった真野との関係は今後は転するのか。

  • 第十一弾
    お伝の方への体質改善、此にともない綱吉の健康も
    濃い味付けに慣らされたのは?
    昔の館林時代から
    更には再び刺客が

  • 表御番医師 矢切良衛が、登城後に、御膳所の女中が、昨夜腹痛を起こしたと、耳にする。
    その女中は、上様お料理の調理に携わると、、、、
    将軍の体調を危惧した良衛は、、、、何と上に報告をするのにも、手間がかかる、、、そして、お城坊主の賄賂というか、手数料に値するのか、、、白扇・・・
    料理にに関しても、将軍へ出される食事に、御広敷台所の支配だけでなくその下に、賄吟味役も、、、
    必要となっているので、話を通すだけでも、遠回りである。

    お伝の方から、上様への食事内容を、、、そして、上様の一言でも、下の者たちへ仕打ちを考えると、おいそれとは、食事を残すことも、批判することも出来ないのは、、、辛い事である。

    そして、主人公の、矢切良衛は、自分の意思と反対に、上への出世を余儀なくされているのだが、一つ間違うと、命も、お家も絶たれてしまう。
    さてさて、良衛の任務は、遂行されるのであろうか?
    次回の本が、楽しみである。

  • 上田先生特有の主人公がダメでも周囲が解説してくれるパターンだったこのシリーズでしたが、最近は老練な立ち振る舞いのできる成長した矢切でした

  • 表題は表御番医師だけど、奥医師まで上り詰めるのか?

  • 御家人にして医師矢切良衛は自分の思いとは異なり、気がつけば将軍位を巡る争いの最中に。外道(外科)の医師なのに世継ぎを求める綱吉の信頼を得てしまう。同僚上司たちの嫉妬、これまでの恨み、闇の権力争いと様々な思惑に捕らわれた良衛に生き残る道はあるのか。

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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