- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041064511
作品紹介・あらすじ
高給寝台特急で起きた殺人事件の容疑者は、目的地以外は共通点のない乗客たち。世界一の探偵、エルキュール・ポアロが導き出した真実とは――。”ミステリーの女王”の代表作が読みやすい新訳で登場!
感想・レビュー・書評
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大変読みやすいのですが、やや回りくどい印象が最後まで拭えませんでした。結末はなるほどそう来たかといい意味で裏切られました。
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学生時代に一度読んだことはあったんですが、家族が購入したものを貸してもらって約20年ぶり?に再読〜
だいたいの結末は覚えていたので、どうかな?と思いましたが楽しめました!
アガサ・クリスティーは人物描写がうまいですよね〜。
決してくどくど書いてるわけではなくとも、持ち物や動作、ちょっとした台詞なんかで、その人がどういう人物なのかがスッと入ってくる。
あと台詞にユーモアがあって、くすっと笑えるところもたくさん。
国籍や時代、文化、言語などいろいろ異なる私が読んでも笑えるのってなんかすごい。
どんぴしゃな人が読んだらきっともっと面白いんやろなー。
なんて考えながらあっという間に読み終わりました。
次は『そして誰もいなくなった』を読もうかな。
こっちも再読だけど、ほとんど記憶に残ってないので楽しみ! -
名前だけは聞いたことがあったが、内容に関しては全然知らなかった。ミステリーとしてはとても面白く、どんでん返しというような精密に描かれていた。
しかしやっぱり海外の作品ということで、文化、思想、感性の部分で私には完全に理解することはできなかった。本や勉強をしながら理解を深めたい。 -
インターネットで検索すると、ネタバレが書かれているので、未読者は検索しない方がいい。
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有名だけど内容を知らなかったので、読んでみました。
読むうちに登場人物の個性が分かってきて、どんどんのめり込んで読んでいきました。
なんとなく想像しながら読んでいたけど、誰が殺したのかは分からなかったし、大胆に想像を裏切れた。
どストレートに面白かったです。 -
先日映画で「ナイル川殺人事件」を鑑賞したので、遅ればせながら積読していたアガサ・クリスティ氏の代表作を読了。
ミステリーはあまり読まないのですが、続きが気になってすぐに読み終わりました。慣れていないのでアリバイも楽しめました。
有栖川氏の後書きによると、車両内で完結するミステリーは珍しいんですね。
他のクリスティ氏の作品も読んでみたいと思います。 -
やっぱり登場人物が多いのに自然と誰が誰だか段々とわかってくるのはすごいと思う。犯人は誰だ誰だとページを繰る手が止まらず、面白かった。ただ、「驚愕のトリック」とストーリーには書いてほしくないなあ…。そういう想定で読んでしまうので、「騙された!」感が薄かった…。作者は悪くないです。
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そういうことしてもらったことないので、是非選書してほしいです!
エッセイか小説でお願いします。そういうことしてもらったことないので、是非選書してほしいです!
エッセイか小説でお願いします。2021/08/11 -
2021/08/12
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ミステリー部分は感嘆しましたが、「〇〇人は〜だ」みたいな描写が多かったのが受け入れにくかったです。
書籍が書かれた時代を考慮すると仕方のないことと思いますが私にはあまり合わなかったです。 -
海外作品特有の文章に馴染めず、
読み終わるまで時間がかかってしまいました。
アメリカ人やイギリス人と表されると咄嗟に誰か分からなくなり登場人物表に戻って…と苦労しました。
内容自体は面白かったです! -
初読時、(ネタバレは知っていたにもかかわらず)謎解き場面の一気に全てが収束していく感覚に背筋が震えた。「ミステリの女王」クリスティ女史の有名な代表作。
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はじめての海外ミステリに有名タイトルを選びました。本文へのリスペクト?があると思うので日本の文として決して読みやすいとは言えませんでしたが、それが美学と言われれば仕方ない。
真相には気付けなかったですし、ミステリ作品として面白いのは間違いないです。
ただ、自分の中の海外への苦手さが…なかなか読むのに時間を要してしまいました。 -
時代の流れで犯人を当ててしまい拍子抜けした。
まあ、そうなるね。
初版当時はかなり衝撃作品だったと推測される。
あまり語ってはいけないタイプの内容。
かなりよく練り込まれており申し分無い出来栄えだと思う。
クリスティが自画自賛していたようにも取れる。
大変面白く、あっという間だった。
ポアロと一緒に考えられるのも良い。
ポアロシリーズ、読破したくなりました。 -
初めて読んだ海外小説。作品としては間違いなく名作。ミステリー好きなら一度は読んでおくべき。
でも自分は和訳に慣れていないので、独特な言い回しがどうしても気になり、ストーリーに集中できなかった…。
それと、ポワロが名探偵すぎて、色々言い当ててしまうのが、少し呆気なく感じてしまった。
和訳に慣れている方なら絶対楽しめる作品。 -
再読
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読めば読むほど謎は深まる。ラストは鮮やかな解決。面白かった!犯人を当てようと真剣に読むほど見事に騙されますね。
事件発生→証拠と証言集め→推理といった王道の展開。真相が明らかになれば幕引きはあっさりなところも読後感が良い。 -
ラストの衝撃たるや…笑
読み終えて暫くは
「え〜〜〜!!…え〜〜…!!」
という驚きの言葉しか出て来なかった…
有名作品でありながら
今まで読んでこなかったのは
損していたと感じる作品だった。
ポアロの最後の一人語りの長台詞を読んでいると
かなり笑えてくる。
ミステリーというよりはユーモラスに富んでいる。 -
いつぶりか分からないほど久しぶりに読んだミステリー。終わりに近づくにつれて緊張感が高まり、ページをめくる手が止まらない感覚、これは癖になりそう。何より、考えてもみなかった結末を迎えたときは思わず感嘆の声を出してしまった…
名作と言われているだけあって、読み応えのあるミステリー小説だった。ほかのクリスティ作品も読んでみたい。 -
犯人は誰だ誰だと読み進めて、最初はさっぱりだったが最後の急展開で良い意味で裏切られた。
読めば読むほど先が気になって止まらない。
読後の感覚が忘れられない。登場人物全員のあっさりとした感じがたまらなく好きだった。 -
これぞミステリーといえる一作。
ポアロが見事に事件の真相を解き明かす様子が見事でした。 -
やはり今回も推理を予測できず斜め上を超えていった。こんな複雑に物語を張り巡らせて最後には1つの点に集約するクリスティーの神業作品だと非常に感服である。
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古典+海外文学ということで読みにくさはすごかった
ただやはり有名作品だけあって意外なラストに驚かされた -
2023.12.09 図書館