いじわる令嬢のゆゆしき事情 白雪姫の逃避行 (3) (角川ビーンズ文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041064634

作品紹介・あらすじ

幼馴染みのフリッツとめでたく想いが通じたイザベラ。しかしいじわる令嬢の噂のせいで、婚約話は難航中。ようやく実現した彼の実家・シュティーレ伯爵家との顔合わせ当日、フリッツの異母妹・シュナエフリーデが行方不明に! イザベラは彼女の安否を心配するけれど、フリッツの様子もおかしい。どうやら、昔フリッツを追い出した継母・ガブリエラが関係しているようで……? 世話焼き“悪役”令嬢に手強すぎる継母登場!?

感想・レビュー・書評

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  • 読むのが随分遅くなってしまいましたが。
    今回は「白雪姫」ということで、フリッツの義妹がその名前で呼ばれることになるけど、まさか鏡の話から毒林檎云々の話まで絡めるとは思わず。
    フリッツの家が抱えている問題を浮き彫りにし解決の糸口を見出す話でありました。
    ただ今回はフリッツ側がメインということもあり、イザベラが体を張る場面が少なかった気はします。
    その分、主役を食う勢いだったのが、(愛の)狩人である新キャラの彼。
    逐一喋る言葉からして派手という……そりゃ主役も霞む。
    面白かったですけど。
    3作目とあって、フリッツの掘り下げ話にもなっていて、楽しく読めました。

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著者プロフィール

第14回ビーンズ小説大賞にて<奨励賞>を受賞。「いじわる令嬢のゆゆしき事情」にてデビュー。

「2019年 『春霞瑞獣伝 後宮にもふもふは必要ですか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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