僕は何度も生まれ変わる2 (2) (角川スニーカー文庫)

十文字青 だーくろ

• KADOKAWA (2019年4月1日発売)

作品紹介・あらすじ

　享年29歳。僕は日本で死んだ。生まれ変わった異世界では同じ顔をした女に、しかも毎回18歳で何度も殺された。呪いのような生と死の螺旋。５度目の人生、魔王の庶子ロワとして生まれた僕に、最大の好機が！　色々あって、暴虐無道の帝国に抵抗する連合軍の指揮を任されたのだ。僕が総帥って……でも、やるしかない。ここには僕の家族が、友が、仲間達がいる。僕の人生は僕の物語だ。さあ、僕の手で物語を動かそう。戦場で交錯する歓喜と慟哭。巨人族、魔族、傭兵達、バラバラだった国々と種族が一つとなり、帝国への反撃の狼煙があがる――連合軍を率いる"僕"のかつてない大反攻作戦が始まる！

感想・レビュー・書評

[ひろさんの感想 · 2019年4月17日]

ラストが衝撃展開過ぎて声が出そうになったわ……。

[vegabeeさんの感想 · 2019年4月17日]

ラストのイラストのコメント(特に前半)に激しくうなづく内容でした。死んでから転生までにふつうの人なら寿命となるぐらいの時間が経ってたりするみたいだから、登場人物の生き死になんて歴史の一点なんだ、と納得しないと心の平安が保てない気がする読後感です。読んでいるときはもう読むのやめようかなとも思えるくらいに衝撃的なのですが、なんとか読み終わった後は、その想像を超えた展開の続きが気になるのが不思議です。

著者プロフィール

作家。北海道生まれ。
北海道大学文学部卒。
北海道在住。

「2024年 『私の猫』 で使われていた紹介文から引用しています。」