文豪ストレイドッグス DEAD APPLE (角川ビーンズ文庫)

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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041065358

作品紹介・あらすじ

その「霧」のなかでは、異能力者が自らの力を使い命を絶つという――。
不可解な事件への関与が疑われる謎の能力者・澁澤龍彦の確保に動く武装探偵社。
泉鏡花と共に澁澤のもとへ向かう中島敦が、敵対する芥川龍之介から聞かされた驚きの真実とは? 
ヨコハマに血嵐が吹き荒れた「龍頭抗争」から6年。
澁澤、魔人・フョードル、そして姿を消した太宰治……過去の因縁が紡ぐ事件の行方は――。劇場版アニメを完全ノベライズ!

感想・レビュー・書評

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  • 泣ける・・・。面白かったけど、小説より映画の方が良いかも。戦闘シーンがいい。

  • 映画鑑賞済み。
    映画を観てから読んだ方が分かりやすいと思う。
    冒頭で太宰さんが織田作のお墓参りに行っていたシーンが映画・小説どちらも印象的。
    太宰さんにとって、織田作は本当に大切な友人なんだと思えるシーン。

  • 個人的に映画はその時の衝撃が凄い。小説は衝撃がじわじわ来る。

    乱歩さんの判断が早く正確で乱歩さんらしい。

    国木田さんが「うちは"武装"探偵社だぞ」という言葉に胸が高鳴る。

    「らしさ」が見えて嬉しい巻です。

    正直、ヨコハマの街に龍が降り立った時より時計塔の従騎士から連絡来た時の方がぞっとした。
    簡単にヨコハマが消せるから。

  • 映画版ノベライズ(未視聴)
    展開が早くサラサラ読める。
    自分の異能に殺められるという斬新な内容。
    フョードルって誰かと思えばドストエフスキーさんでしたか。
    相変わらずな敦と芥川さんに死にたいのか否かよくわからない太宰さん。
    異能にも色々な事情がある分かる内容である。

  • 背ラベル:913.6-イ

  • 澁澤龍彦が蒐集者として登場する。いかにも彼らしくて良い。異能者が自分の異能力で殺される事件。攻撃力の強い異能を持つものほど不利かと思いきや、それぞれ自己と闘うことを強いられる。ネタバレを避けると書けることが少ないのだけれど、ともかく面白かった。

  • 面白かったけど、、やっぱり映像で見たいと思った。
    戦闘シーンが文字だとイマイチよく分からず。。
    映画観なきゃー!

  • この物語の中心に、敦の過去があるところがすごいと思った。この時点では、まだヒョードルの人物像がおぼろげに分かる程度で、不気味さを感じる。そしてやっぱり太宰さんは裏切らない。安定の太宰&中也。

  • 映画にかなり忠実に作られている小説。
    昭和の文豪、澁澤龍彦が重要なキャラクターとなって登場します。
    時代が近い作家なだけに、実際の人物のイメージとの違いが大きく、はじめはなかなか入りこめませんでしたが、途中からはもう別モノとして鑑賞していました。

    かなりアクションが多いストーリーを、スピード感を壊さずに文章にする技術。
    こちらの小説を読んでから映画を観たので、文章からの映像の再現率の高さを感じました。

  • 映画を小説化したもの以外の何物でもないノベライズ版。多分、映画を観てからの方が楽しめますね。自分もそうでしたが。映画を噛み締める為にも、是非。

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著者プロフィール

シナリオライター、小説家。

「2018年 『文豪ストレイドッグス DEAD APPLE(デッドアップル)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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