憧れの作家は人間じゃありませんでした3 (角川文庫)

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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041065952

作品紹介・あらすじ

文芸編集者のあさひは、作家の御崎禅の所へ通いつめた結果……ついに第一章があがった! 出来は非常に良く、ラストが楽しみの毎日。しかし、異捜の依頼は容赦なく御崎の下に振ってきており……。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ3の一冊。

    小人、件、人狼と今回もバラエティに富んだ人外さんとの絡み。

    そして読後感もほのぼの、ハラハラ、涙と楽しく振り回された。

    小人のお話は良かったな。

    ほんとうに…ってふと想像したくなる世界が良かった。デパートで楽しくお仕事できますように。

    妖艶な件にドキドキさせられ、予言にざわざわさせられながらのまさかの人狼事件。

    夏樹くんの頭なでなでと優しい言葉にキュンからの一転、心臓バクバク。

    遊川先生の存在に感謝感謝。

    この御崎家のリビングはやっぱり笑いと優しさと紅茶が似合う。
    もっともっと読みたい、癒されたい。

  • 今回もサクサク読んであっという間に読了。1章は小人のお話、2章で未来が視える"件"の菫が登場して不穏な影が出てきたところで3章では人狼との対決。対決シーンには手に汗握り、終わったあとには違う意味でのドキドキが。最終作が楽しみ!

  • Amazonオーディブルで聴いた。

    やっぱり主人公がうざい。
    ラノベの恋する主人公って、こういうウザさがあるのは仕方ないのかーもねー。

  • 面白かった!!!瀬名さん、本当に先生を救いましたね。まさに編集者の鏡です。今回はハラハラでした。人狼がそんなに強かったなんて。最後にまさか原稿を燃やしてしまうなんて。びっくりしました。澤村先生のお話はやっぱり面白いです。

  • 小人の話でほっこりとし、件の話でおっぱい星人を自認する夏樹にほっこりしとし、最後の話で一気にほっこりを消し去られました。
    人狼との闘いでダメージを受けてあさひの首に牙を立ててしまった御崎とあさひのその後の関係がどうなるのか気になります。

  • はい、今回も面白い!
    個人的には件の菫さんのキャラ好きだったわ〜。
    あの個性的な感じのお姉様感身近に居て欲しいよね!
    あとは人狼の話。戦いのシーンは迫力あるね!そしてクライマックスからの事件解決後の日常シーンも全て良き!

  • 読後、作品の中で語られる御崎禅の小説の中身が気になった。
    作家と義妹の関係とか、何でどんどん記憶がなくなっていくのかとか…。
    作中の物語で終わらせるの勿体無い。
    あさひじゃなくても御崎先生何で燃やしちゃうかな〜ってなるよね。

  • 御崎禅に身内を殺され復讐するために大陸からやってきた人狼。
    恋人と再会できないまま長い時を経て、生きる意味を失いかけた禅。それを引き止めようとするあさひ。
    過去とどう向き合い未来に向かっていくのか。
    いやでも探している人は近くにいるんじゃないの、と思いつつもうお前ら付き合っちゃえよ、思ってしまう。
    周りの人も思っているだろう。
    そしてやっぱり吸血鬼は絵になる。

  • 最後の人狼との戦いが読み応えがあったが、緊急事態であさひも望んだこととはいえ、御崎が彼女の血を吸ったところに二人の関係性の変化を感じた。

  • あさひってこんな、フィクションに出てくるオタクみたいに早口で喋るキャラだったっけ?まあ編集者である以前から御崎禅のオタクだしな?

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著者プロフィール

神奈川県横浜市出身、在住。2016年に『憧れの作家は人間じゃありませんでした』で第2回角川文庫キャラクター小説大賞《大賞》を満場一致で受賞し、デビュー。同作はシリーズ化され1~3巻を数える。21年夏、「准教授・高槻彰良の推察」シリーズが実写ドラマ化され話題に。キャラクター文芸界再注目の作家。

「2023年 『憧れの作家は人間じゃありませんでした4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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