青春は探花を志す 金椛国春秋 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.73
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本棚登録 : 491
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041066133

作品紹介・あらすじ

現皇帝の甥として、平穏な日常を取り戻した遊圭。しかしほのかに想いを寄せる明々が、国士太学に通う御曹司に嫌がらせを受けていると知り、彼と同等の立場になるため、難関試験の突破を目指すが…。

感想・レビュー・書評

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  • 4.5
    面白かった、次に進みます。

  • えッート、1周回ってふりだしへ戻ると、された感が強い。
    官吏登用の為の国士太学で不正を見つけ、正そうと奔走するも道半ばで、あとは、時間に任せに 初めてできた友は取りこぼしそうになり、挙句自分が流罪で、また楼門関へ流されます。
    身も蓋もない話のようだけど、しっかり、明明に告ってましたし、玄月さんの国士太学時代の逸話も確認したね。
    風雲急を告げ、題名の春秋に相応しい展開になりそうな次巻に期待度高しです。

  • Amazonオーディブルで聴いた。

    何となく惰性で聴いてる。
    主人公を好きになれないシリーズものをなぜ聴き続けるのか…。
    気合を入れて真面目に聴く意欲がないから、どうでもいいものを流し聞き。

    キンキンしたアニメ声が嫌なので、アニメ声になるキャラの出番が少ないことだけは良かった。

  • 遊圭…!!
    なんでこう危ない橋ばっかりかな…
    都に戻り迷いながらも前に進もうとすると、必ず何かが起きる。そしてその事件もどこかにいつも玄月さんがいる…今回も女装したり手助けしたり匂わせたり…お疲れ様です。

  • 相変わらずボヤっとした感じでたんたんと話が進んでいく。
    ここという盛り上がりもなく、あった事がつらつらと続く感じ。
    でもいつも後半に面白い展開がぎゅっと詰まって終わる。
    だから前半を読むのが結構退屈だったりもする。
    結局遊圭のお人より加減で官位を剥奪されて、流刑に…
    けどそのおかげで明々に告白出来たからよしとするのか…
    何だかんだでやっぱり次の巻が気になる。

  • 最後の芍薬のシーンが素敵だった
    遊圭がこれからどうなるのかますます目が離せない
    いつか国が盤石になってみんなが幸せになる日は来るのか…?
    遊圭の首のツッコミ具合からすると遠そうだなぁと

  • 幼少期より病勝ちで守られ、大切に育てられたのが一転、命を守るための後宮での日々など、普通の暮らしではなかったのは仕方ないが、遊圭の若者ならではの正義感が鼻に着くようになってきた。

    外戚法であわや自分の殺されたかもしれないというのに、将来を期待されながらも捻じ曲げられてしまった玄月の気持ちを推し量れないのだろうか。
    無事に以前の名前を取り戻し、将来に進んでいく遊圭を近くで見る玄月の複雑な思いが垣間見られたような気がする。

    やっぱり明々とくっつくのか。
    もうひとひねり欲しかった。

  • 相変わらず甘ちゃんだよね。いつも甘さにイラっとしてる気がする(笑)。中途半端なんだよね。友達はもっとガキだったけど(-_-;)。そうはいっても結構面白くて読んじゃうんだけど。明々とはどうなるのかな?最近明々の出番が少ないのが不満。

  • 大分遊圭も成長したかなと思いますが、やっぱり自分の事しか見えてない視野の狭さは相変わらず。せめて明々の事くらいはきちんと考えて、常に気を配ってあげて欲しい。どんどん居場所を移して行ってるので、それに伴って成長することを期待します。

  • 都に落ち着いた星公子、大学に入学し官人を目指すが、大学内の犯罪を見つけ内偵。星公子の女装はないものの、代わりに玄月の女装は登場する。結局色々と巻き込まれ、官位剥奪の上に流刑となるが、悲壮感はない。1〜3巻の後宮の頃よりも消化不良感が強い。すっかり人には好かれる頭の良いやたらと不幸なボンボンという、普通の男性になってしまった感が面白くない。

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著者プロフィール

1966年島根県生まれ。神田外語学院卒業。プログラマー、介護職などを経て、現在ニュージーランド在住。2013年、第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞し、受賞作を改稿、改題した『天涯の楽土』でデビュー。著作に「座敷わらしとシェアハウス」「金椛国春秋」「親王殿下のパティシエール」シリーズ、『狩猟家族』『蒼天の王土』『マッサゲタイの戦女王』『霊獣記 獲麟の書(上・下)』がある。

「2023年 『蒼天の王土』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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