怪 vol.0052 (カドカワムック)

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  • Amazon.co.jp ・雑誌 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041066201

作品紹介・あらすじ

1997年に零号を発売し、創刊20年を迎えた「怪」。
「怪」が産声を上げた20年前と今とでは、妖怪をめぐる状況は一変した。
20年の妖怪トピックスを振り返りつつ、様々な切り口からの妖怪をとらえる妖怪再入門を特集!

【特集】
<『怪』と妖怪――「怪」創刊20周年/妖怪再入門>

○荒俣宏×小松和彦×京極夏彦×郡司聡 「『怪』創刊20周年 特別座談会」
○『怪』20年の歩み(トピックス年表)
○京極夏彦 「妖怪の夢 妖怪の瑕 特別版 ――『全日本妖怪推進委員会』解散のご報告、そして『お化け友の会』発会のおしらせ」
○多田克己インタビュー 「妖怪研究家として生きて」 など

【「怪」「幽」横断 新連載】
○織守きょうや 「響野怪談」

【連載】
○水木プロダクション制作 村澤昌夫作画「アシスタントの日々 水木先生とぼく」
○荒俣宏 「妖怪少年の日々」
○芳賀日出夫 「芳賀日出男の写真民俗学 <赤>」
○佐藤健寿 「奇界紀行 <ブルガリア旧共産党ホール>」
○大塚英志 「妖怪学批判」
○村上健司 「不思議な町の『怪』散歩 <東京その五>」
○妖怪学の最先端  など

【特別収録/寄稿 その他】
○小松和彦 「小松教授の異界研究 蛇と結婚すると蛇になる!?」
○高田衛 「怪鬼発動をめぐる文学誌」
○京極夏彦 「『虚談』刊行記念インタビュー」
○アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第六期情報 など

感想・レビュー・書評

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  • 世界で唯一の妖怪マガジン!
    1997年に零号を発売し、創刊20年を迎えた「怪」。
    「怪」が産声を上げた20年前と今とでは、妖怪をめぐる状況は一変した。
    20年の妖怪トピックスを振り返りつつ、様々な切り口からの妖怪をとらえる妖怪再入門を特集!(アマゾン紹介文)

    20年…そんなに「妖怪」の扱いは変わったでしょうか。学術として扱う人が増えてきたかも、というレベルのような。あぁでも、書籍はだいぶん増えましたかね。
    特集では「妖怪とジェンダー」が興味深く。言われてみれば、基本的に妖怪は男性で捉えているかなぁ。
    また、「変わりゆく都市民俗」の元私娼窟探索も良かったです。一世を風靡し、今はほとんど跡形もなく…そういう風景を、見てみたい。

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著者プロフィール

作家・翻訳家・博物学者。京都国際マンガミュージアム館長。
平井呈一に師事、平井から紹介された紀田順一郎とともに、怪奇幻想文学の日本での翻訳紹介に尽力。のち活動の幅を広げ、博物学をはじめとして多ジャンルにわたって活躍。
主な著書に『妖怪少年の日々』、『帝都物語』シリーズ(ともにKADOKAWA)、『世界大博物図鑑』(平凡社)、『サイエンス異人伝』(講談社)、『江戸の幽明』(朝日新書)など。『怪奇文学大山脈』Ⅰ~Ⅲ(東京創元社)を編纂。

「2021年 『平井呈一 生涯とその作品』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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