- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041066317
感想・レビュー・書評
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最近児童の調べ学習用の、自然災害や環境問題の本をよく読んでいるので、
この漫画は全くフィクションには思えない。
未来が怖い…
環境問題の勉強をする子どもたちに、
手塚先生の生前の後書きを読んでもらいたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「こんな話を描かれてしまったら、後に残された私達ゃいったい何を描けばいいんだ?」
それがこの作品を読み終えた直後の、素直な感想。
人類が破滅へ向かって加速しつつある近未来の地球が舞台。人類の滅亡後、気の遠くなるような月日が流れ、地球は再び、恐竜時代から人類の誕生まで、似たような過程を経験していく。ここに描かれていない物語を描くとするなら…
①手塚さんと同じく、近未来の地球からさらにその先の未来へ話を進めるが、まったく異なる展開を用意しておく
②もしくは、手塚さんとは逆に、現代から過去へ遡ってみる。でも、遡ったハズが、現代よりもずっと進んだ文明と出合うことになる(マヤ文明とか、実際に存在した文明の中には、こういう印象を与えるものもあるよね)
③あるいは、近未来から話が動かない(笑)
④というよりも、手塚さんがすっ飛ばした細かい部分を、虫眼鏡的な視点ですべて描き切る
とか?
いずれにせよ、こんなに壮大なスケールの話を、最後までエネルギッシュに描き切った見事さに直面したら、ショックでしばらく動けない。 -
ここ1年ほど勉強してきた歴史、経済、環境問題、スピリチュアル、戦争、哲学、生物学がここに集約されてた感じ。
子どもの頃に出逢っておきたかったな…
すごい。 -
泣きました。このスケールの大きさはなんなんだろう。大きなテーマと時間軸が違和感なくすっと入ってくる、凄い漫画。漫画というか、映画をみているような。パワーが凄い。
読後の余韻が強い。これが1967年に描かれた作品としり、また鳥肌。今読んでも全く遜色ないどころか、現代の地球の問題を鋭く指摘している。手塚治虫先生は天才なんだ、と改めて思った。 -
タマミかわいい