火の鳥11 太陽編(中) (11) (角川文庫)

  • KADOKAWA (2018年11月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784041066409

作品紹介・あらすじ

倭国でハリマは犬上姓と領地を与えられ、つかの間の安住の場所を得る。
一方、「影」のスグルは命令で「光」国にスパイとして潜入する。
「光」のシンボル「火の鳥」を奪うためだ。
姉になりすまし果敢に戦うが失敗、囚われの身に。
そこで待ち受けていたのは、恐ろしい”洗脳”の教育システムだった。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

物語は、古代と未来を行き交いながら、信仰と権力の対立を描き出します。主人公ハリマは、安住の地を得たものの、仏法に帰依しないことで命を狙われる一方、スグルは「光」国のスパイとして潜入し、火の鳥を奪う任務...

感想・レビュー・書評

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  •  ハリマはかつて命を助けた阿倍比羅夫の推挙により犬神宿禰の名と領地を与えられ束の間の平穏な生活を送っていたが、仏法に帰依しないことから命を狙われてしまう。
     他方、未来の世界では、「火の鳥」をあがめる宗教組織「光」により、その宗教を信じない者は「影」のレッテルを貼られ、迫害され地下に追放されてしまっていた。組織の命を受け、「光」の本部に潜入し、火の鳥を奪う任務を負ったスグルだったが、失敗、洗脳の再教育を受けることになる。

     またまた古代に戻ると、仏族と霊界の者たちとの一大決戦が行われるが、仏族の神通力に歯が立たず、敗色濃厚となり、ハリマは何とか仏法の圧力を緩めてもらえるよう近江朝廷の大友皇子の元に向かう。説得は成功するのか、ということで次巻へ。

     ちょっとしたエピソードで感心したところ。仏族との戦いで負傷した霊界の者たちの治療ができる者として、鳥の姿をした者が八百比丘尼の名前を出し、案内を申し出る。そこは無限の時間の中で、ゆっくり治療が受けられるという。「異形編」に出てきた八百比丘尼、そしてそこには人間以外に妖怪や魑魅魍魎が手当を求めて来ていたのだが、そこに繋がるのか(!)

  • #3917-162-88-338

  • 自分以外の人間を作り替えようするのはおこがましい願いだとと思う。
    ペンキで塗り替えるようにはいかない。

  • 手塚治虫…美坊主の元祖……。
    それにしても未来パートのシャドー側の暮らしぶりのディストピアぶりが本当に地獄で耐えられない…。ネズミの唐揚げ…ゴキブリの油漬け…ヒェッ…。
    そして八百比丘尼編のあの場面がここに繋がるとは…す、すごい…。
    これが手塚治虫…。

  • 古代と未来が交差しはじめる。

  • いままで善として描かれていた仏教が徹底して悪に描かれているのが面白いです。

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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