彩雲国物語 四、想いは遥かなる茶都へ (角川文庫)

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 292
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041066515

作品紹介・あらすじ

彩雲国の王、紫劉輝の特別措置で、杜影月とともに茶州州牧に任ぜられた紅秀麗。新米官吏にはありえない破格の出世だが、赴任先の茶州は今もっとも荒れている地。末席ながら彩七家に名を連ねる豪族茶家と、州府の官吏たちが睨み合う、一触即発の状態が続いていた。万が一を考え、隠密の旅にて茶州を目指す秀麗一行。だが、そんなにうまく事が運ぶはずもなく、次々と想定外の事態に陥り!? 急展開のシリーズ第4弾!

感想・レビュー・書評

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  • 読んだの2回目なので、うっすらストーリーはわかっていたものの、新キャラ、こんな突っ込んだキャラかしら。ライバルというより、敵、いやらしい当てキャラを早々に出すのはこの作品の特徴か。

    有能なのは敵も味方も。

    藍の次男もこんなに無敵キャラだったか。
    パタパタと世界が広がり始めました。

    2024.2.11
    22

  • 茶州篇です。朔洵さん登場です。ひねくれ過ぎていて憎めなく好きなキャラです。

    色々な人物の過去も描かれていて充実してました。

    秀麗の心が揺れ動く感じ、静蘭がキレそうになる所など新たな一面が出てきました。

    次巻は茶州後篇。

  • 官吏として赴任する茶州へ向かう旅路で襲われ、バラバラになり、大冒険する展開。美しく妖しく、闇を抱えた影のある男って惹かれるのも分かる。面白くなってきた。

  • 今回も楽しく読ませていただきました!
    燕青たちの過去もちょこっとあり。

  • 過去話やら燕青と静蘭、香鈴と影月、琳千夜()と秀麗のやり取りやら……濃い。濃いわ〜。この1冊で濃い時間を過ごせたよ(笑)‬ ‪それにしても、わかってたけど秀麗モテモテやないか!私の推しは静蘭なので一択ですけどね!←‬

  • 一巻から再読中。面白いのだけれど、なぜそうなるのかともどかしくもある。
    2020/11/9

  • 再読

  • 静蘭の感情が爆発しそうな感じがいいなぁ。

    朔洵、正体がわかった上で読んでいるのでこれがまたいい。

  • 2019.1.22読了。
    怒涛の茶州篇。アニメで見た時も心が震えたけれど、文章で感じるこの舞台もまた素晴らしい。茶州篇では、とりわけ静蘭と秀麗の心が揺れる場面が多かった。茶州は二人が出会った場所であり、清苑が静蘭として生まれ直した場所でもあるから。どんなに劉輝から想いをぶつけられても揺らぐことのなかった秀麗に、たやすく朔洵が気付かせたより激しい恋という感情。秀麗の動揺を目の当たりにして、劉輝には抱くことのなかった嫉妬という感情。その憎悪と、はるか昔自分を殺刃賊に放り込まれたことへの恨みが、静蘭を二重で朔洵への復讐へと向かわせる。何よりも大切な秀麗を守るために、少しずつ理性のタガを外して残酷になっていく静蘭が切ない。それも秀麗のあずかり知らぬところで。
    次作は茶州篇・後編といったところでしょうか。朔洵との対決と、どう茶州を二人の州牧が収めていくのか、楽しみです。

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著者プロフィール

茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第1回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』で作家デビュー。同シリーズは11年7月に本編が完結し、累計650万部を超える大ヒット作となる。他の著作に「レアリア」シリーズ、『エンド オブ スカイ』がある。

「2023年 『彩雲国物語 十六、 蒼き迷宮の巫女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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