- KADOKAWA (2018年7月12日発売)
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感想 : 59件
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784041066539
作品紹介・あらすじ
桜並木に憧れて入学した海の近くの高校で、遥は二年生の春を迎えた。仲良しのマーリンとゆるく過ごす毎日は楽しいけれど、自分だけの何かを見つけたい。話したことのない先輩を眺めて盛り上がるだけで満足だったのに、いつしか同じクラスになった考古学部の地味め男子・アルトのことが気になりはじめていた。これは、恋――? 浮かんでは消える、言葉にならない想いを遥が持てあましているうちに、アルトは他の女の子との距離を縮めていて――。
不安と期待の間で揺れる、高校生のきらめく一年を駆け抜ける!
感想・レビュー・書評
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17歳の波立つ心をかろやかに描いた青春小説。
授業や登校前の気だるさ、憧れの先輩に目を輝かせたり、友達やクラスメートと過ごす楽しい時間。別れが決まっている寂しさ。将来への不安。学生生活特有の空気が、すごく伝わってきて懐かしい。
男友達の”バンちゃん”や、気を使わず、言いたい事を言い合える”マーリン”。距離感にリアリティがあってよかった。主人公”遥”と”アルト”との関係が歯痒い。後半は2人がどうなるのか、続きが気になって、ドキドキしながら、ページをめくっていました。アルトみたいな男の子が現実にいたら、きっとモテるだろうな。
皆んなが可愛くて、要所要所でにやけてしまいます。甘酸っぱくてキュンとする一冊でした。
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あああ〜〜、好き!!まさに青春小説。高校生ならではのすれ違いとか、葛藤とか、ふわふわした気持ちとか、キラキラした想いとか、青春のかけらが沢山詰まっていたお話でした。主役の二人はもちろんだけど、友達のマーリンちゃんの口調はゆるっとしてるけど考え方がしっかりしていて友達想いなところも素敵。読み終わってから表紙のイラストを見るとアルトくん、そうだったのね…!その時からそうだったのね…!と思わずジタバタしてしまった。この二人が今後どうなったとしても、過ごした日々は大切な思い出として残るんだろうな。
あったかくて切ない気持ちを味わえる一冊でした。 -
坂の上にある学校に通う高校2年生の遥は、同じクラスのマーリンと仲良し。
新学期同じクラスには考古学部のバンちゃんと、その友達がいた。
もうね、キュンキュンしましたよ(笑)
遥が可愛くて可愛くて。
スレていない、純な女子達に好感を持ちました。
学校生活も至って平和。
いじめやヒエラルキーなどもなく、男女の仲も良好。
ずーっと昔ですが、私自身もそんな高校生活を送っていたことを思い出しました。
アルトの押しの弱さが少しじれったかったけれど、そのせいで更にキュンとさせられたのかも。
残り一年、楽しい高校生活を送って欲しいですね。
若者達に幸あれ。 -
大好きな畑野智美さんの筆致に、これまた大好きなカツセマサヒコさんのあとがき。彼の言葉の全てに共感しかできない、最高に青い物語だった。
高校時代にしかない恋愛のキュンキュンを感じて、花火大会の下りあたりから、読んでいて楽しくて仕方なかった。
水槽の中、というタイトルも、読み終えてから一気に解釈することができる。
思い出させてくれてありがとう。そう伝えたい本。-
ぺちょさん、こんにちは。
お書きになったレビューの雰囲気感にとても読みたくなりました。私にとって畑野智美さんはまだ最近知ったばかりの作家さ...ぺちょさん、こんにちは。
お書きになったレビューの雰囲気感にとても読みたくなりました。私にとって畑野智美さんはまだ最近知ったばかりの作家さんなのですが、少し前にレビューしたシネマコンプレックスですっかり世界観の作り方に魅せられました。まだ三冊しか読めていませんが、次の機会には是非ともこの作品読もうと思います。
起点をありがとうございました!2022/06/15
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まぶしい、キラキラした青春。青春してるね!いいな!甘酸っぱい気持ちになるなぁ。中高生には今しかできないことを楽しんでほしいですね。青春は水槽の中のように透明ではなく、常に揺らいでいる。
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図書館で見かけてから気になってた一冊。甘すぎないさっぱりした高校生の青春劇でかなり良かった。高校生活って確かに水槽の中みたいに閉鎖的だけど、狭くて苦しい訳ではなく、けど水槽から出ていく人が羨ましくなったりする。
こういう感じが好きな方は、「檸檬のころ」もオススメ。 -
読む前は、高校時代の思い出なんて
忘れてたけど、
読んだ後は、誰々くんとか、誰々ちゃんの
顔が思い浮かんだり、バカやってわらってたことを
思い出したり。
タイムスリップしたみたいに、
読んでる間中、
クラスメイトの1人になったみたいだった。 -
すごい若さ溢れる、本気の青春小説だった。
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高校生のお話。
かわいい❤️ -
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アオハル最高!な、普通な高校生の恋に進路に悩む日常。
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高校生の女の子が主人公の、青春物語。すごく読みやすくて、学生におすすめ。遥とアルトの関係がどうなっていくのか気になって面白い。マーリンという遥の友達キャラが、友達想いで優しくて好き。学校サボって水族館とか、仲良し男女4人グループで花火大会とか、球技大会とか進路や恋に悩んだり……もう自分は一生経験できないんだなって思うけど。読書すると擬似体験できる、ちょっぴりむなしいけど、やっぱり読書はいいな。
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色々な表現や遥やマーリン、アルト、バンちゃんの四人組の絆や恋愛など面白いところが盛りだくさんです!
遥とアルトがもどかしい… -
友情とか恋愛とか進路の悩みとか、まさに青春物語。
登場人物は主に高2の男女(主人公は女の子)で、私は彼らより20歳以上年上だけど、上から目線ではなく、自分のことのように感情移入して読めました。
みんなの恋愛の結末がはっきりと描かれていないのがよかったです。みんな幸せになってくれると嬉しいです。 -
甘酸っぱくてきゅーんとした。
自分はこんな青春送れなかったけど、どこか懐かしさを感じた。
素敵だなぁ、こんな青春送りたかったな〜。 -
甘酸っぱい!大人も甘酸っぱい恋していいじゃない!??
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海や花火や水族館、お寺の紫陽花といったモチーフが出てくるので江ノ島や鎌倉辺りの高校生男女の仲良しグループの青春物語。それだけで憧れしかない!
高校生の恋愛のキュンキュンが詰まってて爽やかな気持ちになれた。
アルトくんのような文系男子は大学生になったら爆モテするよな。
SNSで動画配信する活動はバイトなのかというZ世代らしいテーマも出てきて、自分の頃はSNS創成期でガラケーだったなとしみじみ。 -
図書館で表紙に心を持ってかれて。
もう私には過去の青春のお話、でも、爽やかで読んでいてアラフォーの私でも、読了感の気持ちよさといったら!
おうちの本棚にいれておいて、思春期盛りの自分の子供に読んでもらいたいな。 -
なんか良い。
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めちゃくちゃよかった!と思ったら、前に読んだ「海の見える街」と同じ作者だった。高校2年生の、将来や恋愛に悩む日々。純粋で甘酸っぱくて、読んでいてソワソワして、キュンキュンして、THE・青春物語。
著者プロフィール
畑野智美の作品
