水槽の中

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 111
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041066539

作品紹介・あらすじ

高校二年生の春を迎えた遥は、同じクラスになった考古学部の地味め男子・アルトのことが気になりはじめる。恋とは言い切れない気持ちを遥が持てあましているうちに、アルトは他の女の子との距離を縮めていて――。

感想・レビュー・書評

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  • 16.17歳の頃って何考えてたんだろ。こんな純粋なことしてなかった気がするな、とちょっぴり嫉しさがあった。

  • これぞ青春というような小説。高校2年生の1年間を主人公の女子高生の視点で描く。舞台は現代だが、昭和の高校生のような感じもする。いまの普通の高校生もこんな感じなんだろうか。昭和に青春時代を送った人には、かなり共感できるのでは。

  • 海の見える高校で過ごす遥。
    仲のいいマーリン、バンちゃん、アルト。期待と不安が入り交じり、気持ちも変化していく。
    甘酸っぱい青春って感じでした。

  • 高校生の仲良し男女4人組。帰宅部と文化部の普通の子達の青春小説。二人きりのいい雰囲気になっても上手くいかなかったり初々しくてニヤニヤしながら見守る感じで読んだ。アルトっていい名前~。

  • 高校二年生になってからの春夏秋冬…春、ひとめぐり
    遙と友人のマリーン、同じクラスのバンちゃんとアルト
    ほわほわの揺れる想いがたくさん

  • 高校2年の井上遥はマーリンこと綿貫茉莉と今年も同じクラス。谷田部先輩に萌えてるのはマーリンしか知らない。学年に2人しかいない考古学部員のバンちゃんこと竹井くんの隣にいた知的キャラの眼鏡男子は考古学部員の満井アルトー

    ◆畑野さんてば、大人のドロリとした話しか読んでないから、こんな青春ぽいの新鮮。裏庭に薔薇、窓から海の見える教室、水族館、紫陽花の有名なお寺…素敵なとこ盛り沢山。照れ隠しなんだろうけどすれ違ったのがもどかしい、そのモヤモヤしたのをこんなに具現化する高校生男女の友情アリなのか!素敵すぎだろっ

  • 高校2年生の男女4人のお話。
    男女4人とか途中で美人のライバルとか修学旅行だの花火だの・・・設定はもう定番の定番ではあるが、作者の文章力により、とてもさわやかに甘酸っぱい雰囲気に仕上がっております。
    学生向けな作品に感じますが、あえて大人が読んで懐かしむのもありです。
    おすすめ。

  • 高校生の友だち関係。ドキドキしたわー。
    男×女もそうだけど、男×男も女×女も。
    あの頃、曖昧なものだったけど、とてもセンシティブで緊張感のあるものだったんだわー。そんな雰囲気、空気感が表現されて。
    なんかこう、ハッキリしたものじゃないんだけれど、ここが世界の全てっていう真剣な幼さみたいなー。
    だからこそ、終わり方がドラマとして答えが見えるカンジじゃないんだけれども、この子達の物語はここで終わりじゃ無いって考えさせられた。
    友情も、恋も、この時間に答えがある、形になるものじゃないって。
    まだまだ、これからの彼女たち。
    あー、これが若さか-。
    羨ましくて、ドキドキしたわー(二度目

  • 中にいるうちは、中のことだけで悩むんだよね。

  • 初恋の瑞々しくて優しい気持ちになる。
    アルトがたまに井上ではなく遥や遥ちゃんと呼ぶのが可愛い。

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著者プロフィール

1979年東京都生まれ。2010年『国道沿いのファミレス』で第23回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。13年に『海の見える街』が、14年に『南部芸能事務所』がそれぞれ吉川英治文学新人賞候補となる。ほかの著書に『夏のバスプール』『感情8号線』『罪のあとさき』『タイムマシンでは、行けない明日』『家と庭』『消えない月』『シネマコンプレックス』『大人になったら、』などがある。

「2018年 『水槽の中』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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