わが家は祇園の拝み屋さん8 祭りの夜と青い春の秘めごと (8) (角川文庫)
- KADOKAWA (2018年5月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041066638
作品紹介・あらすじ
澪人(れいと)が作った対策チームの頑張りによって京都に平和が戻り、小春(こはる)たちはミステリー研究会としての活動を再開した。
ついに澪人と付き合いはじめた小春だったが、彼の態度はなぜかそっけなく、目も合わせてくれない。
さらに澪人の過去の女性の影を感じ、嫉妬してしまう。
小春は不安に思いながらも、チームみんなで初めての祇園祭を楽しもうとするが……?
大人気、京都の四季と和菓子と恋模様で贈る成長物語、待望の新章スタート!
感想・レビュー・書評
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新章のはじまり。チーム澪人の頑張りで京の結界の強化に成功!小春は大好きな人と思いが通じ合って幸せのはずが、澪人はなんだかよそよそしい・・和人が弟の人間らしいところを知ってほっこりする姿がいいな。
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関係性が少しずつ変わる。
麗しの君から、人間らしくなっていく澪人が魅力的。 -
え!!!ええええ!この巻これで終わり?
なんだ、これはちょっと休憩って感じか。
宗次郎さんいなくなったら和菓子どうするの? -
「憂いの夏色団子。」
変わった関係と距離。
話すタイミングを失ってしまったのもあるだろうが、いくら互いが前世の記憶を所持していると分かっていても中々言い出せないだろう。
「由里子と朔也の午後。」
話題に上がったのは。
茶化しつつも大切なことを聞き出しているようにみえるが、実際に相手が誰なのか口にしてないのに決めつけてしまうのは良くないだろ。
「町の拝み屋さんになった頃。」
過去の出来事を語り。
誰に対しても変わりなく接しているだけでなく、極限状態まで精神を削られている時に優しく手を差し伸べれるからこそ慕われるのだろ。
「祭りの夕べに。」
今までの態度の理由。
誰だって知られたくないことはあるだろうが、気を抜いた時に目があってしまえば隠し事が出来ないとなると信頼関係が試されそうだな。
「あの夜の続きの、秘密のお話。」
無防備な姿は目の毒。
どれだけ必死に対策を考えて耐えていたとしても、相手が何も考えずに近づいてきたら理性を引き出そうとしても欲望がでてきそうだな。 -
・今世で近しい間柄になる人達は前世で縁があった人達
・霊感など能力のある人は体の交わりよりエネルギーの交換になり易いキスの方がハードルが高い場合も…
・無防備なレイトと素直な小春がとても可愛らしい -
ほんわかした雰囲気。
嵐の前の静けさのような終わり方。 -
今回はもどかしい回だった。
次巻もまた何かある予感。 -
22.07.27読了
ホームズを読んでるけれど、こっちの方が人の心の描写が多いかなという感じ。京都はベースだけど、めちゃくちゃ京都感もない。
澪人のデレデレ感すごい。キャラとして振れ幅がデカすぎる。だけど、そこが作品を惹きつけさせるポイントの1つになってる。
次巻も期待です。 -
特に大それた事件もなく、ラブラブですわ。
澪人のデレデレ具合が可愛い!
小春&澪人、由里子&朔也、愛衣&和人、杏奈&宗次郎…ラブラブな方々が増えていく… -
付き合いだした小春と澪人。でも澪人の態度がよそよそしくて小春は寂しく感じる。澪人も好きだからこそ自分の知られたくないことを知られたり我慢できなくなったらどうしようと心配になるよねー、若者らしい悩み。コウメちゃん(若宮?)に邪魔されなかったら危なかったみたいだし。他のメンバーもいい雰囲気。愛衣と和人は意外だった。宗次朗が東京に戻るみたいだし、次は東京が舞台?