確率捜査官 御子柴岳人 ファイヤーゲーム

  • KADOKAWA
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041066669

作品紹介・あらすじ

効率的かつ公平な取り調べを目的とする<特殊取調対策班>。この部署に所属する新米刑事・新妻友紀と天才数学者・御子柴岳人は、連続放火事件への捜査協力を依頼される。これまでに7件の放火事件が発生し、最初の火災で住民が焼死、3件目では消防士が殉職していた。御子柴は7つの事件現場の情報を解析し、容疑者の特定を目指すが――。

感想・レビュー・書評

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  • '21年12月9日、読了。神永学さんの小説、初です。

    星は3つですが…4に近い、3.8くらいかな。楽しんで読みました。

    とても読みやすく、「八雲」シリーズを先に読み始めましたが…こちらを先に読了しました。

    黒幕は、すぐにわかりましたが…トリックやどんでん返しを期待して、という作品ではないかな、と感じて…読み進めました。主役の女性刑事と探偵役の御子柴先生の、よくある?微妙な関係…僕は、好きなタイプの小説でした。

    これが第一作、と思って読み始めましたが…三作目?
    最初から、読みたいなぁ。「八雲」シリーズと同時に、読んでいきたいと思ってます。

  • 相手が既知だったからのラッキーなだけで友紀はやっぱり甘いと思ってしまう。ちらっと八雲君(たぶん)出てるのね。

  • 全体としてはよい。と思うんだけど、キャラクターへの没入がイマイチできなかった。前作と同様。なんでだろうなぁ。日常の謎系を好んでるせいなのか。警察官の描き方に違和感があるのかもしれない。社会派系のミステリーは元々さほど好まないんだけども、それとは違って人物そのものへのひっかかりが結果として警察官全体への違和感に繋がっていってるのかもしれない。

    氏の作品についてはファンタジー要素の入った作品の方が肌に合うのかも知れない。赤目の彼がでてくるような(笑)

  • 相変わらず気楽に読む感じです。軽いし、御都合主義のストーリーで物足りないですね。

  • 3件の事件が1つに繋がってて、上手いことできてるなぁと思ったけど、面白さでいうと微妙だったかも。

    御子柴は序盤は発言がちょっと酷すぎないか?って思ったけど、後半でちゃんと教育者なのだなぁという面が見れた。
    むしろ友紀がやっぱり感情に流されすぎでまぁ御子柴との対比なのかもしれないけど、3冊目なのに成長があまり感じられらないというか。
    御子柴の発言に口挟みすぎてちょっとうんざりだったし、状況証拠しかないというのを容疑者に明かすなんて本当ならやっちゃいけないだろうし、高校の同級生が容疑者という状況も滅多にないことだろうけど、ちょっとご都合展開っぽかったな。

    3件の事件の容疑者にはそれぞれ苦い想いがあってなんだか複雑な気持ち。
    放火は罪の意識が希薄になる、というのはなるほどと思った。

  • プロローグから真犯人がわかってしまい、「まさかこのままのわけないよな」と思ったら、犯人の第一発見者になった時点で確信。まだ展開があるかなと思い、何とか最後まで読んだが、あまりにそのままで逆にびっくりした。

  • シリーズ3かな?


    火事にまつわる事件


    連続放火犯からの、殺人、そして殺人

    お話がどんどん転がっていくところが面白い

  • 御子柴准教授に赤眼のナイトって呼ばれてる学生がいるんですよー(ニマニマ)
    私の頭脳も新妻さんと同程度っぽいので、茅の外の住人で良かったなと思った。デコピン痛そうなだもん

  • 八雲もちゃっかり友情出演!
    面白いなぁ。近代ミステリーって感じかな。昔ながらのってよりはすうがく、数式だのなんだのって当てはめて絞っていく犯行場所。
    そして、奇異な主人公。ドジなヒロイン。

    っていう、なんともお馴染みの最近流行りのメンツ。それでいてそれなりにイケメン!っていうね。ツンデレでさ。あーいつものそのドラマとかにありがちな感じねっていう。そんなお決まりパターンはさておいてもよんでて面白いから神永学はすごいなぁと思います。ホント

    パターン化されても飽きない事件、描いてくれます!

    息抜きに丁度いいミステリー!

  • 連続放火事件。死者は住人ひとりと消防士ひとり。赤眼のナイトの活躍もあり。

    C0093

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著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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