英雄の娘として生まれ変わった英雄は再び英雄を目指す (2) (角川スニーカー文庫)

  • KADOKAWA
3.50
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 26
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041066799

作品紹介・あらすじ

遂に始まった魔術学院での学園生活。ニコル(レイド)は、幼女達と一緒に買い食いや身体測定に勤しんでいた。しかし、体育の授業で気絶するなど、虚弱体質が足を引っ張ってしまう。そんな中、虚弱体質の解決法が「女王華の蜜を飲み」そして「魔力を口から誰かの体内に移すこと」だと分かり!?
解決を目指すニコル達だったが、賊による妨害、そしてクラスメイトの誘拐事件が発生し――奪われたものを取り返すため、元最強暗殺者(現美幼女)は遂にその本領を発揮する――!!
「殺し屋だよ。悪いが返してもらう、色々とな」
元英雄が送る美”幼女”転生ファンタジー、激動の第2幕!!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 前世:六英雄の一人・レイド(男)、現世・六英雄の娘・ニコル(幼女)の話の第2巻
    前巻で魔術学院に入学したニコルだったが、本巻では
    ・同級生のレティーナや幼馴染で親友のミシェルと学院生活を満喫
    ・あまりの体力不足に精密検査を受けたところ魔力蓄過症と判明
    ・病状の改善のため6英雄が集いクエストとなる
    ・条件となる泥棒退治をニコルが一人で奮戦しクリアする
    という感じのあらすじで、さらに過去の話としてレイドの死後荒れるコルティナの話。

    前巻ではミシェルと協力して人さらいを撃退するなど連携が楽しい戦闘だったが、本巻ではニコルのソロ戦闘ということでレイドらしさを知ることができ、なかなか面白かった。
    英雄勢揃いはあまりにチートすぎるせいかあまりにあっさりで物足りないが、、主役はニコルだしこれはこれでいいのだろう。
    最後にレイドの存在がバレた(正体はバレていない)けど、さて次巻以降この伏線がどういった感じで影響してくるのか楽しみである。

    以下、再読のための備忘
    ・心配性なフィニア「悪人見ても突撃しちゃダメですよ?」
    ・「せっかちねぇ。婚期を逃すわよ?ああ、もう逃してたんだっけ?」
    ・幼女のパンツを見てうれしいらしいフィニア
    ・「む、レイドの方がカッコいいし」「それは同意しますけどね!」
    ・穢されちゃったニコル

  • 暇つぶしにはいい話。何も考えずに文字を追っていくだけでおkなところいい。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

代表作に『英雄の娘として生まれ変わった英雄は再び英雄を目指す』シリーズなど。本作は第15回GA文庫大賞前期入賞をしたもの。

「2023年 『ドラゴンズロアの魔法使い~竜に育てられた女の子~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鏑木ハルカの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×