皇子と偽りの花嫁 ~皇宮オメガバース~ (角川ルビー文庫)

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  • KADOKAWA (2018年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (226ページ) / ISBN・EAN: 9784041066829

作品紹介・あらすじ

老舗の薬舗の怜藍の家に、幼い几子(Ω)の従弟を妻に迎えたいと之人(α)の第3皇子から使者が現れた。縁談を阻止したい怜藍は接触を図るが、その聡明さに目をつけた使者から、従弟の身代わりとなって妃に来て欲しいと乞われる。従弟を守るため自らも几子であることを隠し、宮中に入った怜藍は、そこで使者が第3皇子・州舜であったことを知る。後継者争いを避けるべく、便宜上の夫婦生活を始めた二人だったが、ある事件から薬で抑えていたはずの発情期が始まってしまい…!?

感想・レビュー・書評

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  • ☆3.5

    中華風オメガバ。
    世界観に合わせて、αを之、Ωを几と読んでるのが面白かった。
    設定もストーリーも良かった。
    最後の番になるシーン、オメガバは発情中じゃないと番になれない設定が多いから混乱したけど、きっと本作はいつでも番になれるんだろうな。
    電子DMM

  • オメガバースの漢字表記新鮮かも!
    第二性を偽ったことによるすれ違いが良い〜

  • 設定が綿密なのと受けも攻めも賢いところがよかった。言葉の裏を読みながらの会話劇は読み応えあった。序盤の出来がよかったので終盤の雨降って地固まる展開が普通でもったいなかった(多くのBLはこの展開がしょぼいので及第点だが)
    こう中華系の皇宮ものは最終的には主人公には市井に生きてほしい願望があるので、聡明な主人公には皇宮出てほしかった。BL関係なく
    オメガバースって跡取り問題なくなるけど、妊娠すると受けが無理するのが読んでてキツくなるの問題ね

  • 強かで美しくαと勘違いされるΩ大好き
    そして運命と出会いながらもその強さは損なわれない、とても良かった

  • 設定とかちょっとややこしかったけど、嫌いじゃなかった。

  • 中華系オメガバース。話自体はオメガバースの超王道をいくストーリーだと思う。
    私的に受の性格がとても好みだった!Ω(隠してる)だけど周りの人にαだと思われるくらいに聡明で薬師としても優秀という所がとても良い。

  • 表紙を見て小中さんぽくない…と思ったのは杞憂でした。ついでに、オメガバースっていったらあれでしょ?実力もあってαと目されていた受が実はΩで、攻に無理矢理やられちゃってメス化するという固定観念しかなかったのですが(失礼)いい意味で裏切られました。世界観もオメガバースを上手く生かしていて無理がなく、設定にキャラクターを無理矢理はめている感じもない、小中さんらしさがちゃんとあるお話でした。かわいい弟的キャラもいたし、挿絵も意外に良かった。安心安定の小中さん。作家買いして良かった。

  • 第三皇子でアルファの州舜×老舗薬舗の後継ぎでオメガの怜藍。中華風オメガバースもの。
    とってもよかったです。ふたりとも聡明でしっかりと自分を持っていて、先のことも考えて動いている。その中で相手に惹かれていくというのが堪らなかったです。普段はしっかりしている怜藍が、州舜の前ではムッとしたり拗ねたりするのが可愛らしかったです。またそれを州舜が楽しんでるのもよいです。にまにましちゃいますね。
    州舜の最初の告白のくだりがもう切なくて切なくて。お互い想い合っているのに想いが通じ合わない。寝込んでいる怜藍に繰り返し愛を囁く州舜が堪らなかった。想いが通じて本当によかったね、と。
    イラストもよかったです。

  • 面白かったです。オメガバースの中華版で、最初はややこしい?とか思ったんだけれど、よかったですね。攻も受も自分をしっかり持っていて、一目で惹かれ合っていたのもよかったです。

  • 中華ファンタジーオメガバース!
    オメガという事を隠して、身代わりに第三皇子に嫁ぎに行くというお話です。オメガバースといえば定番のシチュエーションはほぼ入ってる初心者さんにもオススメのオメガバースです。

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著者プロフィール

小中大豆(こなかだいず)・作家・白泉社「指先がすれ違う」にてデビュー・現在、BL各レーベルで執筆中

「2022年 『王さまのがっこう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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