魔力の胎動

著者 :
  • KADOKAWA
3.41
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本棚登録 : 1785
レビュー : 235
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041067390

感想・レビュー・書評

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  • ラプラスの魔女に★4つつけてたけど、こちらの方が「悪意」が無いぶん読後感は良い印象。好きなスポーツネタあるし^^;
    ま、「軽い方」の東野作品かな。

  • 読み始めてから、ラプラスの魔女のシリーズ物と気付いた。
    今作は、風を読める少女円華を鍼灸師のナユタの目線から描かれた短編集。
    第3章までは、理系の作者らしく円華が物理学を使って様々な謎を解明していくお話で、読みやすく面白いけれど長編の方が面白かったかな、と思いながら読み進めていたが、第4章で突然ナユタが前作のラプラスの魔女と繋がってびっくりした。
    第5章では、温泉町での硫化水素中毒死について描かれ、ここからラプラスの魔女に繋がっていく。

    もう一度ラプラスの魔女を読みたくなりました

  • 映画『ラプラスの魔女』公開にともなうプロモーション本。もしくは映画の反響をみこんで出版されたもの。どっちにしろ内容はハズレだった。

  • 映画にもなった『ラプラスの魔女』より前の話。
    スキージャンプ選手、野球選手、溺れて意識を失ったままの少年、目の見えないピアニストのパートナーの死とそれぞれ円華が関わっていきます。
    すべての現象と物事は物理学的、心理学的に説明できると思っていた円華にとって、人間の未知なる力を超えるもの、というのは人間の底知れぬ可能性を見出したのではないかと思います。
    後半書下ろし部分には、『ラプラスの魔女』の導入があり、青江がが前に解決したという噴出ガス事故の顛末がありました。
    映画を観たせいか、円華のイメージは広瀬すず、になってしまいました。

  • 最後の終わり方が良い。全てを伝えない感じ

    シリーズ化されても良い、読みやすくわかりやすい作品

  • いつもの⁉︎物理のお話(化学もありかな)に、障がいを持つ子の親の話、同性愛者の話を絡めている。科学が苦手でも楽しめる作品。冬場の温泉地がちょっと怖くなるかも…⁈

  • スイスイ読める作品、但しぐいぐい引き込まれるような力強さはない

  • 『ラプラスの魔女』の「魔女」の前日譚とも、後日譚とも思える。
    ここでの魔女、円華は幸運の女神、あるいは白魔女。
    五編のうち四編が円華の活躍する物語で、最後の一編が『ラプラスの魔女』の言わば0章に当たる。
    この物語だけが書き下ろしとのことで他とは毛色が異なる。

    円華は成績の振るわないすスキージャンパー、魔球を取れないキャッチャー、子供を失った教師、音楽を生み出せなくなった作曲家、そして過去に囚われ苦しみから逃れられないナユタを救う。
    スポーツ選手を救う話では、まさに風を読み、風を操るか如く振る舞う魔女の面目躍如。
    教師の話は感動的ではあるが、ラスト(170頁)の語りに私はどうしても異論を唱えたいのだ。
    152頁、「あの子の障害を正面から向き合わず、面倒なことは全部私に押しつけてきたから、私の気持ちが理解できないんだって。」
    と妻に言われるほどの夫、父親なのに、子供が、父の声を、懐かしがっている、だって?!
    父親は感動して、会いに行かなければ、と思うかもしれないが、孤独とともに一人奮闘した妻の、母親はどう思うだろう?
    私なら、子供に、「どうして、どうして、どうして」と泣きながらすがる。
    お母さんは、あなたのことでこんなに苦しんで、こんなに頑張ってきたのに、あなたと一緒に笑って、泣いて、過ごしてきたのは私なのに、とやりきれない思いになる。

    未来は大事だ。
    けれども、過去の苦しみが癒えるのには時間がかかる。
    あるいは、目覚めてすぐに、子供が、「お母さん」と呼んでくれるその日だけだ。

  • 短編、エピソードゼロ映像に寄せた?

  • ラプラスの魔女がどんな話だったか…(^^;
    第5章後、で?どうした?状態。

    工藤那由多、円華

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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