約束の河 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041067437

作品紹介・あらすじ

幼馴染みで作家となった今川が謎の死を遂げた。法律事務所所長の北見貴秋は、薬物による記憶障害に苦しみながら、真相を確かめようとする。一方、刑事の藤代は、親友の息子である北見の動向を探っていた──

感想・レビュー・書評

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  • 実に暗いしダラダラとした駄作。
    こんな本を500ページも読ませようとする作者の試みにゾッとする。

  • 友達3人と河原の放置自動車の中で遊んでいた主人公。その時、何者が油を撒き火をつけた。友達1人は焼死、主人公ともう1人は、車外にいた友達に助けられた。しかし、救助してくれた友達は右腕を失った。
    そして大人になり、40代に差し掛かる頃に右腕を失った友達が橋から川に転落して死んだ。自殺と片付けられた彼の死の真相を探るうちに、彼との関係のいびつさに気づいていく。そしてそのいびつさゆえに、彼を殺したのは自分からかもしれないという疑惑に囚われる。

    その作家さん、こんなに下手だったっけ?と思うぐらいイマイチ。描写されてないことが急に出てきたり、主語がわからなかったり。
    そして、ほとんどの登場人物がクズ。クズなりの人間らしさとかも感じられない。この本読んだ意味ないあるのかなという感じ。

  • コレは…申し訳ないが、、
    結末の話しがよめてしまい。。
    ダラダラと抑揚がないので…残念でした。。

  • 河で遊んでいた子供たちが通り魔にあう。片腕を失った少年とその仲間達が大人になってどうなったのお話。

    過去の大きな出来事をずっと引きずり生きていく大人の様子を表現しているが、読み終わりは全くスッキリしない仕上がり。

    ページが進まない。
    そして登場人物がろくでもない者が多い。
    そしてとくに大きな展開もなし。
    なんだか堂場氏らしくないような気もするが・・・。

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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