BURN 上 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041067673

作品紹介・あらすじ

数々の殺人の果てにテロをたくらむ組織「CBET(スヴェート)」は、センターに保護されている天才的プロファイラー・中島保を狙っていた。
刑事の比奈子は、培養された佐藤都夜の脳と対峙することになり……。
連続ドラマ化もされた大人気シリーズ「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」、ついに本編完結!
上下巻で刊行。

感想・レビュー・書評

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  • バイオテクノロジーテロ集団との対決も大詰めを迎えつつある。トップのミシェルの姿も徐々にとらえつつあるが、相手の反撃も怖い。そんな緊張感が伝わって来る。シリアルキラーの脳をコピーして人間兵器に仕立てたり、クローンの肉体に脳を移植するなどのとんでもない企てを阻止できるか。それは下巻のお楽しみ。センターのスサナ、未来、永久たちにも活躍の場が与えられていてなかなか面白い。

  • 遂にクライマックス!まだ、上巻やけど。
    さぁ、猟奇犯罪捜査班のメンバーはどうなる?
    比奈子は?保は?
    ガンさんは?死神女史は?
    あっ!田中管理官の車が燃えてる!Σ('◉⌓◉’)
    後半(下巻)に続く!ちびまる子風…
    これ、前にもやったような…^^;
    感想は、下巻で!

  • うわっ!しまった!
    また「BACK」を飛ばしてこちらを読んでしまった!
    まあいいか…

    天才的プロファイラー・中島保を狙っている国際的テロ組織「CBET(スヴェート)」。
    安全だと思われたセンターはもはや安全な場所ではないことに気が付く猟奇犯罪捜査班チーム。
    センターに眠る殺人鬼・都夜の脳、中島保、永久…
    スヴェートが欲しいものがすべて揃うセンターを舞台に藤堂比奈子たちはスヴェートのトップミシェルを追い詰めようとするが…。

    死神博士とジョージのなんかせつないやりとりになんかじんわりした~。泣く!!
    そして今回はスサナがなんか色々ありきで…
    過去に何があったのよ~。

    でもって、ラストにええっ!
    田中管理官~!

    もう展開から目が離せんよ~

    下巻に続く~!!

  • 今回の題名はBURNだ。読む前に想像を巡らせる。燃えると言えば、このシリーズでもあった。脳だけになった奴がいる。ルパン三世でもそんなのがあったような気がする。

    リーダーが信用され信用するチームは強く揺るぎない。スサナは何者なのか?内部に怪しい人物はいるのか?登場人物を思い浮かべると誰が信じられるのか、わからなくなってくる。そこがまた、この作品の面白さでもある。

    COPYでクローンが目的かと思っていたが、その先があった。比奈子の周りで不穏な動きも出てきて、下巻が楽しみである。

  • なんかだんだん内容が難しくなってきて
    若干スルーしながら。

    スサナが割と好きやったから
    残念やなと思う
    ミクと永久が大好き(^^)
    この2人の関係性。
    保のために。
    比奈子のくれたストラップを
    ミクにあげたり。

    保と永久の関わり方もすごい好き
    永久にとってどんだけ保が大きい存在か。
    お互いにか。

    東海林やっぱり比奈子好きやったんやあ
    切ないなぁ
    鍵師さんも比奈子好きでよかった。

    ミシェルを永久や未来の目の前で
    殺してしまって。
    永久に言われた言葉。
    事実を言ったんだろうけど
    ちょっときつい。

    もうほんとにすごい。
    永久とミクの動きが全て。
    それがなかったらとーにもならんかった。

    コントロールしてたんが
    田中管理官て。
    死ぬタイミングおかしいと思ったら。

    保死んだと思った。
    まあ生きてるんがハッピーエンドよね
    けど比奈子が長野に帰る意味がわからん。
    子供も急展開すぎて
    保のそばにおるんぢゃないん?て感じ。
    会いにきてくれるんだろうか。

    まあ永久の成長が
    一番の良かったことかな。

  • 本編十作目!完結編の上巻!
    これはきっと、下巻を読んで感想をまとめて書くことになるだろうと思ってたけど
    この巻だけで結構なことが起きまくった!!

    まず、一巻を読み始めてから最後がこんな展開になってくなんて思ってもみなかったから
    上巻の今の状況が下巻でどうなってるかなんて想像つかないです!!

    ずっとドキドキしながら読み切りましたよ!!
    はやく下巻読まなきゃ!!

    比奈子のスマホの着信音が、初期の「トンでもないうまさだぜ〜信州ポーク♪」に戻ったことは伏線なのか…!?

    あーーー!!
    はやく下巻読みたいけど読んだら終わってしまうよー!!やだよー!!

    とは言いつつ早速下巻読み始めますっ!!

  • 藤堂比奈子シリーズ完結編。
    前作を読んでからかなり間が空いてしまったので内容がうろ覚えだったのですが、作中に今までのストーリーのおさらいを入れてくれたので助かった。
    猟奇犯罪捜査班の面々が総力を挙げてテロ組織SBETを追い詰める。クライマックスに向かって盛り上がり、ドキドキの展開に目が離せない。
    下巻に続く。


  • 数々の殺人の果てにテロをたくらむ組織「CBET」が狙っているのは、センターにかくまわれている天才的プロファイラー・中島保の技術。それ以外にも、彼らの求めるものがセンターに揃っている状況が発生していることに気付く猟奇犯罪捜査班。スヴェートのトップ・ミシェルの情報を探るなか、比奈子は培養された都夜の脳とあらためて対峙するためにセンターを訪れ…。


    ストーリー展開的にはテンポよくポンポンと読むことができたし、展開的にも比奈子が拐われたり、保が活躍したり、忍が壊れたり、と王道的な展開で良かった。
    ただ、思うところは、マッドサイエンティストの最終的な理想が永遠の命、というところにひねりを加えて欲しかった。

  • 内藤了『BURN 上 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』角川ホラー文庫。

    シリーズ第10弾。そして、本編完結編の上巻。シリーズの集大成という感じで、これまで描かれた全ての事件が繋がりを見せる。

    猟奇殺人を繰り返し、バイオテロを企むスヴェートは日本精神・神経医療センターに保護されている天才プロファイラーの中島保の捕獲を狙う。藤堂比奈子ら猟奇犯罪捜査班のメンバーはスヴェートの暴挙を阻止できるのか……

    まだ上巻を読んだ限りでは全く結末が見えてこない。藤堂比奈子は……、中島保は……、児玉永久は……、石上妙子は……

  • うーわー、なんてとこで終わるんだ。
    どんどん話が予想を超えてきて、鳥肌もの。
    面白くておぞましくて、一気に読んでしまった。
    どうか全員無事にいてくれますように。

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著者プロフィール

2月20日生まれ。長野市出身、在住。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。2014年、日本ホラー小説大賞読者賞受賞作『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』でデビュー。ほかの著書に『ON』につづくシリーズの『CUT』『AID』『LEAK』『ZERO』『ONE』『BACK』『MIX』『COPY』『BURN上・下』、スピンオフ『パンドラ』『サークル』『OFF』、「東京駅おもてうら交番・堀北恵平」シリーズ『MASK』『COVER』『PUZZLE』『TURN』など著作多数。

「2023年 『LIVE 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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