作品紹介・あらすじ
内閣情報調査室特務事項専従係、通称トクムに所属する御厨静琉はIQ230の天才。 SPEC絡みの事件で公安を追われた高座宏世とコンビを組んだ御厨は、SPECホルダーを巡る闘争に巻き込まれていく。
感想・レビュー・書評
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この小説は自分が好きなSPECの続編のドラマなので読んでしました。特殊能力を持っている御厨と特殊能力により犯人が死亡してしまって異動となった御厨のバディの高座SPECシリーズの野々村光太郎の3人で特殊能力保持者(SPECホルダー)と戦いを繰り広げている。寿命を食べるSPEC、宗教集団インタープラネッツなど色々な課題が3人を襲う!そのような小説です。もう一度読みます!オススメです!
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右目に眼帯をつけたIQ230の天才・御厨静琉。彼女は内閣情報調査室特務事項専従係、通称トクムに所属し、スペックと呼ばれる特殊能力が絡む事件の調査を行っていた。野々村係長の命で、元公安の高座宏世とコンビを組んだ御厨は、スペックホルダーをめぐる闘いに巻き込まれていく。事件の裏で暗躍する謎の少女・ニノマエイトの正体、そして御厨の眼帯に隠された秘密とは。ミショウからトクムへ…待望の『SPEC』サーガ完結篇!
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女が空気を操り、弾をすべて撥ね返したのだ。紛うことなき、スペックホルダーだ。
そして、再び時は動き出す――
スペックホルダーをめぐる戦いはまだ終わっていなかった。ケイゾク、SPECと続いてきた物語は新たな局面へ。当麻と同じく天才の御厨静流。瀬文と同じ運命を辿る高座宏世。野々村係長の弟の野々村係長。彼らは、内閣情報調査室特務事項専従係、通称トクムに所属。これまでと異なるのは彼らは刑事ではないということ。だからか、この先どういう形で物語が進むのか非常に気になる。繰り返される歴史。この世界はどこへ向かうのか。
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テレビドラマ「ケイゾク」「SPEC」の流れを組む作品「SICK'S」のノベライズ版。スペックホルダーと呼ばれる特殊能力を持つ人間をめぐる話なのだが、スケールが大きくなりアジアの超大国の陰謀や日本国内のスペックホルダーの存在をひた隠しにし、迫害を行う者たちの思惑、そしてそれらに立ち向かう主人公二人の戦いが描かれている。とにかく近年の世相から色々と勘ぐってしまう内容を扱っていて驚くが、作品にはその時期の世相やなにやらの批判、警告、迎合等々を思わせるものだった。
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著者プロフィール
大分県生まれ。成蹊大学文学部卒業。オリジナル小説『病名のない診察室』『台南の空ゆかば~ボクとうさぎのマンゴーデイズ』のほか、ノベライズ作品に『燈火 風の盆』『見えない目撃者』『最高の人生の見つけ方』など多数。
「2022年 『アニメ 五等分の花嫁 ノベライズ 5』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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