ドルフィン・デイズ! (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.00
  • (5)
  • (3)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 72
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041067819

作品紹介・あらすじ

プライドが高いがゆえに就職が決まらなかった蒼衣は、熱中するダイビング以外の時間を持て余していた。そんなある日、ドルフィントレーナーの求人を父から聞き、泳げる仕事ならと試験を受けてみることに。難関の選考を通過し、晴れて採用された蒼衣は相棒のイルカ、ビビと共にショーデビューを目指して働き始める。しかしその矢先、イルカには致命的な異変がビビに見つかり――。水飛沫の舞うひと夏を描く青春お仕事小説!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 一気に読めた。イルカのビビとトレーナーの蒼の絆が感動した。お仕事小説ということもあり、自分の仕事に対するモチベーションや仕事の糧、働き方も見直しながら読んでいた。やっぱり好きなことや情熱を持って仕事に取り組んでいる姿はかっこいい。トレーナー仲間の凪や、お客さんの凛の描写や会話も惹かれた。小説を読みながら涙したのは本当に久しぶりで、心に残る1冊となった!

  • 思いの外よかった。イルカショーのお仕事も垣間見れたし、能力値の偏りがすごい主人公も、だんだんクセになる。イルカショー、見に行きたくなるなぁ。

  • プライドの高さから就職浪人中の蒼衣青年がダイビング好きが高じて水族館のドルフィントレーナーになる。若さを残した熱血への転向、相棒のビビとの絆、負傷からの救済。不意に隙のある文章になる波はあったものの、人間離れした潜水能力を持つ蒼衣の頑張りは無茶はしつつも讃えたいし、観客少女の称賛に泣きそうになった。

  • 自らの決めつけで、変わろうとしないと主人公がイルカと関わることで、成長していく様を描いた物語。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1995年、広島県生まれ。現在大学四年生。2017年、角川文庫×カクヨム開催の「働くヒト」小説コンテストで大賞を受賞。18年春より中学校教師として勤務開始予定。

「2018年 『ドルフィン・デイズ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

旭晴人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×