- Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041068373
作品紹介・あらすじ
共に冒険をしてくれた兄は、もういない…。
復讐を果たそうとする中條千里は、自ら蒔いた種のせいで仲間を巻き込んだ絶体絶命の危機に陥ってしまう。「本職」の力を借りた板倉は、追い詰めた千里にある取引を持ちかける。それは、今まで必死に集め溜め込んできたであろうお金全てと、人質にした仲間との交換。兄を殺した犯人を捜すため、手を汚してまで集めてきた大事な資金…おいそれとは渡せない。…でも。仲間の命を取るのか、それとも復讐という目的を取るのか。千里が決断した選択とは一体!?
感想・レビュー・書評
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復讐と未来。両親を殺され双子の兄を探すためなら汚い事でもする千里。そんな主人公を憂いの気持ちで心配する祖父母と主人公の友人のアイリ。三部さんの作品はいつだって女性が強くて素敵です。
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1、2巻で提示された謎のうちネットで調べればわかるもの
【以降ネタばれ&妄想】
楽しそうな母親の写真
→ 「伊豆 修善寺の山門」らしい
→床下の箱の印刷された写真のきれはしの竹林に映り込んでいる特徴的な灯篭が、修善寺の「竹林の小径」のものと似ているため
→撮影者 普通に父親、それとも火の男
→火の男は、母親の昔の男、それとも不倫相手(主人公の本当の父は火の男?)
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鏡の前に立った時の手の形が色々なシーンにかかっているんだね。
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かつて、寂しい気持ちや悲しい気持ちを抱えてても、誰にも気付かれずにいた子供の自分に気付いてあげて、迎えに行けるような、そう言う存在になりたい、と言う作者のテーマが伝わって来る。
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読了