夢で見たあの子のために (2) (角川コミックス・エース)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 309
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041068373

作品紹介・あらすじ

共に冒険をしてくれた兄は、もういない…。
復讐を果たそうとする中條千里は、自ら蒔いた種のせいで仲間を巻き込んだ絶体絶命の危機に陥ってしまう。「本職」の力を借りた板倉は、追い詰めた千里にある取引を持ちかける。それは、今まで必死に集め溜め込んできたであろうお金全てと、人質にした仲間との交換。兄を殺した犯人を捜すため、手を汚してまで集めてきた大事な資金…おいそれとは渡せない。…でも。仲間の命を取るのか、それとも復讐という目的を取るのか。千里が決断した選択とは一体!?

感想・レビュー・書評

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  • 兄は、けっこうすぐ近くにいるってこと?あともちろん、千里の痛みは兄にも感じるわけで、今の千里はめちゃめちゃ殴られてるけど、一登はその痛みは感じてるのだろうか。一登が頻繁に痛み感じてたらなんか面白いな。変に気になったのは、瀬島は眼鏡かけても霞んでないか?

  • 復讐と未来。両親を殺され双子の兄を探すためなら汚い事でもする千里。そんな主人公を憂いの気持ちで心配する祖父母と主人公の友人のアイリ。三部さんの作品はいつだって女性が強くて素敵です。

  • 共に冒険をしてくれた兄は、もういない…。復讐を果たそうとする中條千里は、自ら蒔いた種のせいで仲間を巻き込んだ絶体絶命の危機に陥ってしまう。「本職」の力を借りた板倉は、追い詰めた千里にある取引を持ちかける。それは、今まで必死に集め溜め込んできたであろうお金全てと、人質にした仲間との交換。兄を殺した犯人を捜すため、手を汚してまで集めてきた大事な資金…おいそれとは渡せない。…でも。仲間の命を取るのか、それとも復讐という目的を取るのか。千里が決断した選択とは一体!?(Amazon紹介より)

  • 1、2巻で提示された謎のうちネットで調べればわかるもの

    【以降ネタばれ&妄想】

    楽しそうな母親の写真
    → 「伊豆 修善寺の山門」らしい
    →床下の箱の印刷された写真のきれはしの竹林に映り込んでいる特徴的な灯篭が、修善寺の「竹林の小径」のものと似ているため

    →撮影者 普通に父親、それとも火の男

    →火の男は、母親の昔の男、それとも不倫相手(主人公の本当の父は火の男?)


  • 5歳の時に両親と双子の兄・一登を何者かに殺された千里。
    DVの父とネグレスと気味の母、
    そんな両親のもと千里の心の支えは兄の一登だけだった。
    一登を殺した男に復讐する!!
    その一心で今まで生きてきた千里は
    まず手始めにお金を稼ぐのに勤しむが、
    不良とつるんだお金の稼ぎ方で
    『本職』の息子に目を付けられ嵌められる。

    893、闇金、とハードな展開。
    殺された千里の両親にも何かがあるんだろうね…。
    千里は復讐しか頭にないので
    周りの人が心配しててもその気持ちに気が付けない。

    でも、復讐が生きる糧になってるから…難しいなぁ…

  • 鏡の前に立った時の手の形が色々なシーンにかかっているんだね。

  • 千里には復讐だけしかなくて、そんな千里のそばに恵南がいる事が凄く大事なんだなぁ… としみじみ思った。最後を読んで、やっぱりそうでなくちゃダメですよね!って思った♪ ますます続きが楽しみになってきました。

  • かつて、寂しい気持ちや悲しい気持ちを抱えてても、誰にも気付かれずにいた子供の自分に気付いてあげて、迎えに行けるような、そう言う存在になりたい、と言う作者のテーマが伝わって来る。

  • 読了

  • まだ二巻目だから、とは思うけれど、まだまだ謎だらけ。
    二巻では点をいくつか提示してくれてはいるのかな。
    まだまだ私には線は見えない。
    事件そのものの実体もまだまだ見えていないので、一気に加速するタイミングがいつなのかドキドキしている。

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著者プロフィール

北海道出身、千葉県在住。第40回「手塚賞」佳作。第41回「手塚賞」準入選。1995年「アフタヌーン四季賞 春のコンテスト」準入選。代表作は『カミヤドリ』(角川書店刊)、『鬼燈の島』、『魍魎のゆりかご』(スクエア・エニックス刊)など。

「2022年 『夢で見たあの子のために (11)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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