入り婿侍商い帖 大目付御用(三) (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 55
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041068502

作品紹介・あらすじ

今こそ、父を助くるとき!
かつての強敵・佐柄木屋が江戸に戻り、角次郎と大黒屋に最大の危機が訪れる。
「大目付御用」波乱の完結巻!

札差屋を手に入れ、ますます商いに精を出す角次郎と大黒屋一同に、かつての敵、佐柄木屋が恩赦で江戸に戻ったという報せが入る。
時を同じくして、大目付・中川より、政商千種屋の企みがちらつく事件の調査を命じられた角次郎。
武士の息子・善太郎と共に警戒を強める中、隙をつかれ舅の善兵衛が暴漢に襲われてしまう。背後には四人の男の影。
一家は団結して仇討ちを誓うが、次の刃は意外な者へと向けられた――!

『おれは一万石』でも話題の著者による、元祖「入り婿」シリーズ最新刊!

感想・レビュー・書評

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  • けれども今年は、何やら少し寂しい。三人で、虚心に過ごせる時代が終わったのだと、善太郎は感じる。

  • 皆んな危ない目に遭って大変。

  • 第十二弾
    順不同でごっちゃに読んでいる。最終巻を先に読んでいるので、何か変?
    大体の登場人物は把握できているが、敵役をよく覚えてないのが難点!
    これまでの経緯から敵は多く作っているが何れも逆恨みに近い、今回もかつての相手が遠島から帰って牙を剥く
    更には新たな商いでの紬でも?、若旦那の無実を晴らすため
    実家に養子として入った息子善太郎の幼馴染のお稲を巻き込んでの誘拐、その前に敵によって義父は殴り殺され、そして身を結ぶはずのない若い二人は

  • 入り婿侍商い帖、シリーズ12冊目♪
    先代大黒屋当主の悲運の死。
    その敵を討つ、いつもの家族と剣友。
    現当主角次郎と息子の活躍に、どっぷりデス^^

  • 2018年3月角川文庫刊。書下ろし。シリーズ通算12作目。大目付御用編3作目にして、完結巻。千種屋の悪だくみに角次郎、善太郎とお稲が、がんばる。今回も、大団円。いつの間にか、夢中になってしまいます。次巻も楽しみです。

  • 千野隆司 著「入り婿侍商い帖シリーズ№12」「大目付御用の部№3」、2018.3発行。八丈島の流人が恩赦で江戸にもどり、大黒屋に仕返しの企てを。大黒屋の角次郎、お万季夫婦、善太郎、お波津兄娘、舅の善兵衛とお万季に娘同様お波津と一緒に育てられたお稲に災難が。角次郎、善太郎の活躍でお稲は救出したものの、旗本五月女家を継ぐ善太郎と婿養子をとって羽前屋を継ぐ身のお稲、相惚れ二人の行く末は!? このシリーズ、まだまだ続きそうです。

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著者プロフィール

1951年、東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年、『夜の道行』で第12回小説推理新人賞を受賞し、選考委員から“第二の藤沢周平”と賞賛される。以後、時代小説を中心に活躍中。「入り婿侍」シリーズは、評論家の縄田一男氏から「著者の新たな頂点」と絶賛を受けた近年の代表作。他の主なシリーズに「おれは一万石」「出世侍」など。

「2023年 『新・入り婿侍商い帖 お波津の婿(三)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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