弁当屋さんのおもてなし 甘やかおせちと年越しの願い (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.70
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本棚登録 : 696
感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041068861

作品紹介・あらすじ

雪深い冬の北海道。札幌市の路地裏に佇む『くま弁』では、大晦日に常連客が集まって忘年会が開催されることに。千春は会社の後輩・宇佐小夜子と一緒に参加するが、彼女は何やら大晦日に『嫌な思い出』があるという。その苦い記憶を払拭するため、ユウはとびきり特別な弁当を作ることになって? 一方、千春はユウとの将来が見えず、不安な気持ちを募らせていき……? 美味しいご飯は人の心を繋ぐ。北のお弁当ものがたり第4弾!

感想・レビュー・書評

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  • ☆4

    シリーズ4作目

    今作も美味しそうなお弁当がたくさん登場しました(*´˘`*)♡
    「鱈のあんかけ弁当」に惹かれてしまい、晩ご飯には思わず鱈を食べてしまったという...(影響されやすいのです)毎回登場する「ザンギ弁当」もとっても美味しそうです!!

    今作では、第一話に登場した若菜ちゃんが成長していく姿が印象に残りました。
    以前登場したお客さんたちが、常連客となってまた物語に登場してくれるのが嬉しいです❁⃘*.゚

  • ふわとろオムライスと、ナポリタンが食べたくなった。
    ん?ケチャップが好きってことか?

  • 花を見ていると命のお裾分けをしてもらっているみたい
    この言葉が強かった

    シリーズ4作目
    あと2冊。
    千春が千晴になってる誤植を見つけた

  • このシリーズの背表紙・いつもながらすごくおいしそう◎

    オムライス弁当のお話 よかったな
    『普通の形は人によってちがう』ということ
    普通って 絶対数が多いことを言うのだろうけど 人によってホントこの形は違う
    誰かが言う普通なんてコトバは いつも当てにならない

    おせちのお話・
    『いきつけのお店』◎
    個人的には いきつけのお店の人との関係はバーチャルな関係でいたい派。
    日常を離れて異空間な雰囲気になれるお店がとってもスキ
    けれど時には それを越えることもあって・・
    お店の年上のママに 利害関係なく世間話を聞いてもらうのが すごく居心地がよい



  • ユウ君のだめなところもすき。
    おいなりさん、食べたい!

  • シリーズ1作目から順に読んできましたが、ユウや常連客と千春さんの距離感がどんどん縮まりお弁当のエピソードと共に楽しく読むことが出来ました。お弁当も本当に美味しそう。出てくる人みんなが優しいので読後感が良いです。

  • 先割れスプーンとオムライス弁当!涙しました!
    ユウさんの過去も出てきて、2人の距離がより縮まって、続きが早く読みたくなりました。

  • くま弁シリーズ ④
    先割れスプーンとオムライス弁当
    おせち嫌いの大晦日おせち
    スケートリンクのしばれいなり寿司
    未来に続くスパカツ弁当

    ほんわかと付き合ってる千春ちゃんとユウくんの
    ほっこり話が続くなぁーって感じだったよー。
    千春ちゃんが転勤で訪れてる北海道をいつか離れるのでは
    ないかと考えているユウくん。
    いやー、可愛いですのぉー(*´艸`*)←おばちゃん笑

    ただ、話の流れとしては大きな展開を感じることも
    なかったかなぁー。
    いつも通り、お弁当を通して、人と人が繋がっている、
    って感じ。

  • 色々な話が詰まっていて楽しかったです!千春とユウの関係もちゃんと前に進んでいるんだなって感じられました。年齢的にも結婚を意識する年齢だし、お似合いの2人だと思ってました。ユウの見えてこなかった背景や心の内をちょっと覗けたようで、そう考えてたんだとか千春と一緒に納得してしまいました。料理も美味しそうで、夜に読むと危ないです(笑)
    今の時期のお話だったので、季節がドンピシャでした!

  • 間をあけて読むから…。
    案外このシリーズって登場人物が多くて、正直今回は
    「だれやっけ??」
    ってなってしまった。ごめん。笑
    黒川さんとか…。

    今回も面白かった。北海道の暮らしが興味深いわ~!
    あと、ユウ君と千春ちゃんに甘い進展があるのもちょっとびっくりした。このシリーズはわりと硬派(?)なのかと思ったので、突然のラブに
    「!!」
    と、なってしまった。^^

    (特に最後)

    結婚…とか、考えて読まなあかんのこのシリーズ…。そうなんか…。
    (イヤべつにいやなら考えんと読めばええんちゃうの)

    ちゃうねん、20代の女の子が主人公の小説を読んでるのはわかってるけど、甘酸っぱく結婚がどうのこうのとかいう話になったら
    「アッわたし対象年齢から外れてた!」
    ってちょっと現実を思い出してしまうやん! それがせつないやん。笑

    とりあえず、続編はすぐにリクエストしよう。

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著者プロフィール

北海道出身。第1回角川ビーンズ小説大賞にてデビュー。代表作に「光炎のウィザード」シリーズ、「デ・コスタ家の優雅な獣」シリーズなど多数。

「2023年 『弁当屋さんのおもてなし 新米夫婦と羽ばたくお子様ランチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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