シャーロック・ホームズ最後の挨拶 (7) (角川文庫)

  • KADOKAWA (2018年5月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784041069141

作品紹介・あらすじ

完全新訳!
世界一の名探偵、その最後をお見逃しなく――。
決して色あせない、珠玉のミステリ短編集!

ホームズが活躍するイギリスにも、世界大戦の不穏な予感が忍び寄る――。
隠退し、田舎で暮らしていたホームズが、最後に手がけた祖国のための一仕事とは?(「最後の挨拶」)
様々な思惑が渦巻く屋敷での奇妙な事件「ウィステリア荘」、
兄のマイクロフト・ホームズも登場、語り継がれるトリック「ブルース・パーティントン設計書」、
姿を見せない下宿人の謎「赤い輪」、
ホームズとワトソンの友情の深さが垣間見える「悪魔の足」や「瀕死の探偵」等、全7篇を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 途中になってたホームズ作品に戻ってきました。「最後の挨拶」は話数は少ないけれど、粒揃いな印象。特にお兄ちゃん(ホームズ以上にキャラが立ってて好き)の再登場!「ブルース・パーテイントン設計書」や土壇場の逆転劇が痛快な「レディ・フランシス・カーファクスの疾走」や「瀕死の探偵」が面白い。
    「最後の挨拶」は秀逸で、第一次大戦前の空気感を背負いつつ、それでも色褪せないホームズの鮮やかな活躍がかっこいい。ホームズの言葉としてコナン・ドイル自身がその後の時代を励ましているような雰囲気を味わえる。

  • ホームズの味方をも出し抜く変装やら、命がけの演技に感服いたします。
    言うならば、ヤバい奴です。
    ワトスンの振り回される姿が痛々しいと感じられますが、彼こそが探偵ホームズの作品の主人公なのですね。

  • ホームズシリーズは、晩年にいくにつれて面白くなっていると感じる。本書に掲載されているのは全7話と少なめだが、どれも話がよく練られていて、今読んでも驚かされる。ホームズとワトソンの友愛もじんわりと心が暖かくなるものだ。

  • 人間ドラマとして堪能。2人の掛け合いから、息のあったコンビネーション、関係性が見えて微笑ましかった。
    あの名言が飛び出してきたときには鳥肌が…
    「瀕死の探偵」ではホームズの切れ味が凄まじい。あたふたなワトソンが可愛いくて悶えたよ。
    ホームズを読んでいていつも感心するんですが、後出しの証拠だとか言われるじゃないですか、でも証拠の引き出しの開け方、見せ方の間っていうのが絶妙に物語の進行を止めないというか、必要不可欠な場面で取り出されいる感を毎回すごく思うのです。

  • ホームズ好き

  • スリリングな場面が多くて、短編だが読み応えがあった。

  • グロテスクなウィステリア荘を始め、すこし猟奇的で手に汗握る作品が目白押しの一冊
    瀕死の探偵は初見でとてもひやひやしたのを覚えています。いつもホームズを案じていた献身的なワトスンに心打たれました
    最後の挨拶はやはり戦時ということもあり、変わっていく世界情勢に不安や悲しみを覚えますがそれでも光を見出し希望を忘れないホームズの言葉に胸をうたれました

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著者プロフィール

東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒。翻訳家。訳書にドイル『シャーロック・ホームズの回想』『緋色の研究』、ホロヴィッツ『シャーロック・ホームズ 絹の家』(全て角川文庫)の他、ミッチ・カリン『ミスター・ホームズ 名探偵最後の事件』、ホロヴィッツ『モリアーティ』(共にKADOKAWA)など多数。

「2023年 『新シャーロック・ホームズの冒険 顔のない男たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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