- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041069172
感想・レビュー・書評
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道尾氏作品結構読んでるけど、その中で一番好き。
というか、一番好きな小説になったかも。
うまく言えないけど、いろいろうまくいってほしいと思いました。
っつか前から思ってたけど、言いたいほど伝えたいほど何にも出てこない自分。勘弁してくれ:;(∩´﹏`∩);:詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
道尾
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児童養護施設で育ち、暴力衝動を薬で抑制しながら暮らしている青年が、自身の出生にまつわる真相を知るとともに、殺人事件にかかわっていく。
たまたまサイコパスを扱った作品を続けて読んだため、タイミングとしてはしょっぱなから食傷気味に。世の中、こんなに病的な暴力に満ちてるのかしらと。
中盤、ミステリーとしての大きな仕掛けが明かされたところで、確認のためパラパラと読み返してみれば、なるほど違和感のあった部分がじつはうまく書き分けられていた訳であり、通し番号の数字の印刷にまでも意味があったと気づく。
それにしても、サイコパスってそれほど大勢いるとも思えず、暴力的なものはやはり好きではない。 -
11月-5。3.0点。
週刊誌の報道助手の主人公。児童養護施設出身で、サイコパスと言われて育った。
わからなかった父親の正体が判明し、物語は意外な方向へ。
人情ものが多かった作者、久しぶりのテイスト。
途中から、カラクリがわかってしまった。
終盤は、暴力シーン多し。 -
2018/11/8(木曜日)
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ミステリーとして読むとそのトリックはちょっと反則と感じましたが、サイコパスたちのバトルロワイヤルとして読めばそこそこ面白かった。
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何を語りたいのかよくわからない。母の愛はサイコパスをも超越するとでも?どこにも共感する箇所はなかった。政田って俳優必要?
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僕に近づいてはいけない。あなたを殺してしまうから。
児童養護施設で育った坂木錠也は、スリルのある環境に身を置いて心拍数を高めることで、"もう一人の僕"になることを抑えている。
僕のような人間をサイコパスというらしい。遺伝なのか?はたまた妊娠時の喫煙、飲酒が原因なのか?太古の昔には、鉛が影響していたという説もある。
ある日、施設で仲間だった“うどん”からの一本の電話が、平穏な日常を変え、これまで必死に守ってきた平穏が、壊れていく・・・ -
おぉ、サイコパスの話ではなくって、、、
ふたつのどんでん返しには驚いた。2時間の異空間体験だ。少しばかりずるい感じも残るけれど、あっという間の読書体験は良いものだ。