スケルトン・キー

著者 :
  • KADOKAWA
3.31
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本棚登録 : 964
感想 : 151
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041069172

感想・レビュー・書評

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  • 道尾氏作品結構読んでるけど、その中で一番好き。
    というか、一番好きな小説になったかも。

    うまく言えないけど、いろいろうまくいってほしいと思いました。

    っつか前から思ってたけど、言いたいほど伝えたいほど何にも出てこない自分。勘弁してくれ:;(∩´﹏`∩);:

  • 道尾

  • 児童養護施設で育ち、暴力衝動を薬で抑制しながら暮らしている青年が、自身の出生にまつわる真相を知るとともに、殺人事件にかかわっていく。

    たまたまサイコパスを扱った作品を続けて読んだため、タイミングとしてはしょっぱなから食傷気味に。世の中、こんなに病的な暴力に満ちてるのかしらと。
    中盤、ミステリーとしての大きな仕掛けが明かされたところで、確認のためパラパラと読み返してみれば、なるほど違和感のあった部分がじつはうまく書き分けられていた訳であり、通し番号の数字の印刷にまでも意味があったと気づく。
    それにしても、サイコパスってそれほど大勢いるとも思えず、暴力的なものはやはり好きではない。

  • 11月-5。3.0点。
    週刊誌の報道助手の主人公。児童養護施設出身で、サイコパスと言われて育った。
    わからなかった父親の正体が判明し、物語は意外な方向へ。

    人情ものが多かった作者、久しぶりのテイスト。
    途中から、カラクリがわかってしまった。
    終盤は、暴力シーン多し。

  • ん〜〜、と?……え?

    よ、よかったの、かな? これで?
    まぁ、一応……希望の光はあるらしい、と。

    私もよく、暗示のように「大丈夫」って、自分自身に言い聞かせたりもするけれど。

    人に同じように言う時は、ホントにそう思ってるし、祈りも願いも含んでいたりするけれど。

    そもそもこのお話し、人がたくさん殺され過ぎだし!サイコパスって!コワすぎだし!!

    そうか〜、心拍数か〜。
    そして……サイコパスって、いい面もあるのかな??

  • 2018/11/8(木曜日)

  • ミステリーとして読むとそのトリックはちょっと反則と感じましたが、サイコパスたちのバトルロワイヤルとして読めばそこそこ面白かった。

  • 何を語りたいのかよくわからない。母の愛はサイコパスをも超越するとでも?どこにも共感する箇所はなかった。政田って俳優必要?

  • 僕に近づいてはいけない。あなたを殺してしまうから。

    児童養護施設で育った坂木錠也は、スリルのある環境に身を置いて心拍数を高めることで、"もう一人の僕"になることを抑えている。

    僕のような人間をサイコパスというらしい。遺伝なのか?はたまた妊娠時の喫煙、飲酒が原因なのか?太古の昔には、鉛が影響していたという説もある。

    ある日、施設で仲間だった“うどん”からの一本の電話が、平穏な日常を変え、これまで必死に守ってきた平穏が、壊れていく・・・

  • おぉ、サイコパスの話ではなくって、、、

     ふたつのどんでん返しには驚いた。2時間の異空間体験だ。少しばかりずるい感じも残るけれど、あっという間の読書体験は良いものだ。

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著者プロフィール

1975年生まれ。2004年『背の眼』で「ホラーサスペンス大賞特別賞」を受賞し、作家デビュー。同年刊行の『向日葵の咲かない夏』が100万部超えのベストセラーとなる。07年『シャドウ』で「本格ミステリー大賞」、09年『カラスの親指』で「日本推理作家協会賞」、10年『龍神の雨』で「大藪春彦賞」、同年『光媒の花』で「山本周五郎賞」を受賞する。11年『月と蟹』が、史上初の5連続候補を経ての「直木賞」を受賞した。その他著書に、『鬼の跫音』『球体の蛇』『スタフ』『サーモン・キャッチャー the Novel』『満月の泥枕』『風神の手』『N』『カエルの小指』『いけない』『きこえる』等がある。

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