レバガチャアーカイブ (1) (角川コミックス・エース)

カネコ・マサル 鯨武長之介 SNK

• KADOKAWA (2018年11月2日発売)

作品紹介・あらすじ

２０××年。一人の青年が故郷の商店街を訪れる。彼の名は江陶貫敬。
かつて青春時代を過ごしたゲームセンター LEVER GACHA（レバガチャ）へと戻ってきたのだった。
店の前の立った江陶の脳裏に幾多のゲームたちと共にあの頃の記憶が甦る。
『１００メガあれば何もいらなかったあの時代』が……。

１９９５年５月。中学２年生の江陶のもとにクラスの女子、柏芽香織が「私にネオジオのことを教えてほしい」とやってくる。
勉強も運動も人並み以下で女子とろくに会話などしたことない江陶は、思い出の１ページを残すべく柏芽に協力することに。

『ニンジャコマンドー』『龍虎の拳』『サムライスピリッツ』『怒』『ザ・キング・オブ・ファイターズ』『マジシャンロード』など
90年代のSNKゲームが実名で登場する、100メガショックラブコメ!!

感想・レビュー・書評

[猿山リムさんの感想 · 2018年11月26日]

　ゲームものなので取り敢えず飛びついてみた。
　ＳＮＫですよ！権利の許諾大丈夫ですかげほげほ。
　ゲーム大好き主人公が思いを寄せる女の子は・・・ゲーム大好き・・・な、ゲームセンターの店員さんに恋をしていた。
　店員さんの気を引くために、ゲームに造詣の深い主人公に教えを乞う流れ。

　ＳＮＫ及びネオジオに特化したゲーム物。
　ネオジオなので、アーケードも家庭用も並行して取り上げられる。
　この手の漫画は、にわかゲーマーが資料片手に知ったか執筆することがあまりにも多いけれど、割とちゃんとしている気がする。
　わたしにネオジオ知識が少ないから違和感がわからないだけかもしれないけれど。
　ネオジオは、カセットのとＣＤとＣＤ－ＺとミニとＭＶＳ筐体ぐらいしか持ってないしな。

　ただ、逆にゲーム知識に頼りすぎたネタ運びなのは気になった。
　ゲーム漫画はこのバランスが難しいと思う。
　ゲームビブリオは今後流行ると思うので、上手な演出を期待。

　・・・
　ラルフとクラークの登場するファミコンソフトは・・・。
　『ゴッド・スレイヤー はるか天空のソナタ』と思ったのにな。
　ケンスウも出るし。