幼女戦記 (10) (角川コミックス・エース)

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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041069448

作品紹介・あらすじ

第二〇三遊撃航空魔導大隊は極秘行動中の連合王国所属潜水艦と接敵する。ここであの潜水艦を抑えることができれば、今度こそ安全な後方でエリートコースだ! 息巻くターニャだが、現実はそう甘いわけもなく…。

感想・レビュー・書評

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  • 今回は、
    ・レガドニア協商連合戦での大勝後の臨検騒動
    ・海軍との艦隊演習
    の話

    今回の見所は、
    ・臨検騒動後のデグレチャフの百面相(の中に差し込まれる満面の笑み)
    ・艦隊演習を通して描かれる第203遊撃魔導航空大隊の凄さ(の解説)
    あたり

    今回はフィギュア付き特装版を購入した
    フィギュアの出来はなかなか悪くないどころか、単品で見れば結構いい出来だと思う
    だが、表紙のデグレチャフのフィギュアなのだが、表紙が良すぎてちょっと見劣りする感があるのが残念

  • アニメ1期及び劇場版視聴済。
    協商連合の亡命政府樹立阻止から、北洋艦隊での演習まで。北部戦線は一旦ここまでで、次巻からは西部ライン戦線かな。
    様々な場で発生する勘違い、すれ違い、届かない忖度が国際情勢にまで波及していく様は、もう笑うしかないですね。

    ◆連合王国の勘違い
    偶然が偶然を呼び、凄まじい勘違いが起きていくシーンは、思わず声を出して笑ってしまいましたw
    「ヴィーシャの友人マジで情報部かよw」とか「わたしはあの事を知っていますよ」とかw
    ただ、亡命政府樹立を防げれば戦略的に良いぞ、と思っていたんですが、そのギャグのような勘違いの応酬により、大戦の趨勢を決定付けるもっとヤバいもの(合衆国)を引き込みそうで……。
    そこに繋がっていってしまうのかぁ。

    ◆幼女である意味
    作品的に幼女である必要全くないよな? と思っていたんだけど、ドラマの舞台装置として機能しているんだなぁと、今更ながら思いました。
    物語の本質的には、やはり幼女である意味はないんですよね。
    ただ、本作のドラマで中核をなしている「すれ違い」は、ターニャの外見が受け手の心構えを変質させていることに端を発しています。
    ターニャが前世通りおっさんだったら、きっとこれほどの勘違いは発生していない。
    すれ違いというギャグと、勘違いによる物語展開のごり押しを実現するツールとして、「幼女」という要素が使われているのかなと。
    まぁここまで読んでいたら感覚的には当たり前のことかもしれませんが、一度明文化して残しておきたく、書いた次第です。

  • 神の奇跡とは関係なく、良い感じに勘違いされることに関しては天才なのだろう。
    生前逆恨みで世を去ることになった裏返しなのかもしれない。
    良い感じといっても、生命を脅かされる勘違いなので、実は裏返ってなくてそのままな可能性もあるけれど。

  • レルゲン中佐とのやりとりに、祖語は感じないだろうか、主人公よ

  • メインは時代背景の違いによる認識のミスマッチ。軍事面で異世界とはいえ文化的時代背景が100年も違うととんでもない差となって現れる(特に航空戦力)。しかもその知識が太平洋戦争以降の戦術を踏襲してないにしてもだ。なので、デグさんは失敗したと思っていても、周囲はそこまでできれば十分だと考えるわけである。で、この巻は協商連合との戦いの後処理の話がメインとなっている。そこでふと皆がデグさんが11歳であるという事を思い出す(但し中身はおっさん)。でもデグさん、能力のある者を不当に扱わない良い上司ですよ。ええ(棒)

  • 第二〇三遊撃航空魔導大隊は極秘行動中の連合王国所属潜水艦と接敵する。ここであの潜水艦を抑えることができれば、今度こそ安全な後方でエリートコースだ! 息巻くターニャだが、現実はそう甘いわけもなく…。

    相変わらずお互いの思惑はすれ違い、平行線どころかいっそ真逆の思惑なんだけど…何故かうまく会話は繋がっている。いつもの事だけど面白いなぁ。
    ただ一方で作戦内容とか国家情勢とかは本当に右から左状態なので、この辺がどのくらいしっかりしてるとか理にかなってるとかそういう部分はさっぱり分からない。分からないけどまぁ読めてるからいいかなと。
    レルゲン中佐との久々の対面がまさにすれ違いの極地だった。ターニャがある意味数少なく信頼してる相手なのに、その彼は誰よりも彼女を不審がっているという構図が愉快。
    そういえば前巻で出た女の子はいつ出てくるんだろう?

  • 夫が購入したのを読み。

    レルゲンさんと主人公のすれ違いっぷりというか、ある意味両思いみたいなやり取りが楽しい。
    艦これをやっているので、海軍の描写、艦隊戦の話、コラムがおもしろく読めた。ためになった。

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