幼女戦記 (12) (角川コミックス・エース)

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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041069462

作品紹介・あらすじ

北洋艦隊と行った演習の評判を受け、どっさりと新兵たちを押し付けられた第二〇三大隊。訓練も経験も足りない未熟者たちを剪定すべく、ターニャは過酷な戦場に彼らを投じるが…?

感想・レビュー・書評

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  • アニメ1期及び劇場版視聴済。
    ライン戦線での新兵教育、大隊からの初の離脱者、そして次巻はアレーヌ市編から。
    ショベル大活躍巻でもあります。ひん、こわいよ……。
    良くも悪くも、ターニャの(意図せず)蒔いた新パラダイムの種が、花開いてきました。

    ◆勢力図
    漫画巻頭の勢力図ですが、今は勝っているので帝国の陣地が増えている状況です。
    しかし、いつか負けて減り始めるのだろうなと思うと、物寂しさがありますね。

    ◆作中の補足表現
    いつもの作戦説明ページ「歓迎!!ドキドキ夜の大遠足」の、最後の「弾はうまく避けるように!!」という一文が、元も子もなくて好きですw
    また、「速成教育」(18ページ?)などで見られる、毒のある解説も結構好きですw
    ユーモア効いてて良いですよねw

    ◆士官学校に残るターニャの伝説
    まぁ伝説にもなるよな、という思いなんですが、それはそれとして、グランツから語られる「裸にひんむかれて拷問訓練をされたり」ってところ!
    ヴィーシャについて詳しく、詳細に頼む!(このネタ書くの二度目ですが……)

    ◆上官とのすれ違い
    ターニャの駄目なところで好きなところでもあるんですが、(自身に才能がないと考えているからか)自分より上位の役職に就いている人に対し、「自分の基準で」ポジティブに捉えがちですよね。
    それ自体は悪い事ではないと思うんですが、ターニャの場合その外見と実績から相手側に勘違いを発生させやすく、すれ違いが捗る捗る。
    あと(凄く高度な要求だけど)ターニャの基準が異端であることに自覚的になって、もっと複合的な発想で人を見てくれw

    ◆ルンルンターニャ
    夜間浸透襲撃の結果を報告してルンルンのターニャ。
    この外見だから成立するんだろうな、と一瞬思ったんですが、これ元のおっさんの姿でルンルンしてても面白いような……。
    そういえば部下に弄られてワイワイ談笑するシーンなどもありましたが、あれ前世でもそういうケースはあったんでしょうかね。
    前世のおっさんの姿では、なかなか想像できないシーンですが……。

  • おいしい食事には裏がある。兵站作戦。一気に重点拠点の攻撃開始

  • いつも通りにコミュニケーションのすれ違いが発生しているが、そろそろ笑い話では済まない状況になってきたような感じ。嵐の前の静けさのような12巻でしたが、次はアレーヌでの市街戦か。ここにきて共和国のビアント中佐がデグさんを出し抜くシーンが見られるようになってきた。帝国の兵站の危機であるとともに、デグさんに時代が追いついてきたのかも知れない。一方参謀本部は戦争の勝利条件を大幅に修正。帝国と共和国の国力の削り合いに勝機は見いだせるのか。

  • 新兵訓練。
    いかに死なせずに訓練するかという上層部と、使えるようにするのかというターニャとのすれ違い。

  • 今回は新兵訓練からの平穏な日常風景の巻
    新兵を押し付けられ、現場での育成をすることになる203大隊
    そして行われる親睦のための夜間ピクニックという名の敵軍秘匿潜入による敵兵連行、、、
    ああ、デグさんの笑顔が怖い
    撤退時に天空高く飛ぶデグさんは神々しいが

    巻後半では、大規模な戦略会議の様子とアレーヌ市騒動直前の貴重な日常風景の様子など

    今回は戦闘そのものは戦争への影響のないものでシーン的に迫力は少なめ
    一方、戦争そのものへ大きく影響を与えることとなる大作戦への布石が打たれ、そこに発生するアレーヌ市騒動

    盛り上がってきたところで、以下次巻
    次巻から怒涛の展開になるであろうことを楽しみに待ちたい

  • 新兵の実戦訓練、大隊最初の離脱者、参謀本部の新たなる戦略と、戦争は停滞することなく続く。
    補給線が太くなったと思ったのも束の間、共和国は帝国の後方を急襲。火の試練が幕を開ける……という所まで。
    相変わらずのコミュニケーションの楽しいすれ違いと主人公の空回りですが、今回はさすがに演出でヨイショしすぎと思わなくもないです。次巻も読みます。

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