身代わり若殿 葉月定光 (角川文庫)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041069943

作品紹介・あらすじ

広島藩の〈海賊〉侍が、旗本若殿の替え玉に!?

「公家武者 信平」「浪人若さま 新見左近」の著者入魂の新シリーズ、堂々開幕!


若殿の定光が急逝し、御家断絶の危機に瀕した旗本・葉月家が考案した奇策。
それは、若殿の身代わりを立てることだった!

定光と瓜二つの広島藩士・村上虎丸は葉月家の用人に懇願され、江戸屋敷に赴く。

だが、病弱だった定光に比べ、村上水軍の末裔の家で育った虎丸はたくましく健康的。
そのため、日焼けが治り、痩せるまでは外出禁止、芸州弁も厳禁だ。
そしてさらなる難題が。
若殿には、娶ったばかりの妻がいたのだ!

公儀にも妻にもばれたら一大事だが、瀬戸内の海で自由に育った虎丸は、外に出たくて仕方がない。
そんなある日、江戸の川で悪事を働く「川賊」が現れる。
ひょんなことから屋敷を抜け出した虎丸は、川賊退治を手伝うことに――。

海賊剣術を駆使して江戸の悪に立ち向かう、痛快時代小説!

感想・レビュー・書評

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  • L 身代わり若殿1

    読みやすい作家さん。高貴な生まれ、でも周りには隠すっていう王道路線。生まれ(本人も知らない)と身代わり(家臣も知らない)と旗本の若殿
    (町屋の者が招待知らない)という重複パターンは新しいのかな。新鮮。読みやすい。やや突拍子もないところに突然投げ込まれるので白ける面も。そんなことある?的な?まぁ王道な時代劇って感じか。読みやすいし人間関係も明快なので一気読みが可能。若殿の姫さんはいらないな。男臭くていいのに姫さんがチラチラしてるが個人的にマイナス。

  • 爺様が読む本ではないけれど、ガチガチドロドロの大人のドラマより青くさいけど、油ものがつらくなった今日このごろです。

  • この先が楽しみです。

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著者プロフィール

ささき・ゆういち
1967年広島県生まれ、広島県在住。2010年に時代小説デビュー。「公家武者 信平」シリーズ、「浪人若さま新見左近」シリーズのほか、「身代わり若殿」シリーズ、「若旦那隠密」シリーズ、「若返り同心 如月源十郎」シリーズなど、痛快な面白さのエンタテインメント時代小説を次々に発表している人気時代作家。本作は公家武者・松平信平を主人公とする人気シリーズ、その始まりの物語第11弾!

「2023年 『町くらべ 公家武者 信平(十四)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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