暴れん坊将軍 江戸城乗っ取り (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041070062

作品紹介・あらすじ

「暴れん坊将軍」40周年記念! 松平健も太鼓判!
国民的時代劇がオリジナル時代小説として今、蘇る。新シリーズ、堂々開幕!


貧乏旗本の三男坊・徳田新之助の正体は、時の将軍・徳川吉宗であった!

御側御用取次・加納の目を盗んで城を抜け出しては、町火消『め組』の辰五郎、大岡越前と江戸の安寧を密かに守っていた。

だが一方で、吉宗不在の江戸城では天下を揺るがす巨大な陰謀がうごめいていた。
札差の賄賂疑惑。幕政を批判する軍学者。江戸城に上がる火の手――。
果たして吉宗は防げるのか?

ドラマ「暴れん坊将軍」の脚本を数多く手がけた井川香四郎だからこそ書きえた痛快作!

感想・レビュー・書評

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  • 暴れん坊将軍はシーズンごとに世界線が異なると勝手に自己完結して楽しんでいるが、本書に吉宗評判記時代の初期レギュラー、山下幸内が登場したことに感激した。今作では徳田新之助と初対面という関係で、敵か味方か彼の真意が判明するまでハラハラしながら読み進めることができた。
    ほかの方もレビューで述べているが、これは小説というより、時代劇を文章に起こしたものだ。暴れん坊将軍が好きなら読んで後悔はないだろう。加納五郎左衛門忠久の声が脳内再生できる程度のファンなら絶対に楽しめる。

  • 歴史小説、時代小説としてではなく、
    あくまでテレビドラマのノベライズ、という位置づけで気軽に読む分には
    とても楽しめると思う。
    何を期待して読むかによって大きく評価が分かれるような気がする。

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著者プロフィール

一九五七年愛媛県生まれ。主なシリーズに「船手奉行うたかた日記」(幻冬舎時代小説文庫)、「くらがり同心裁許帳」(光文社文庫)、「暴れ旗本天下御免」(徳間文庫)、「梟与力吟味帳」(講談社文庫)、「樽屋三四郎言上帳」(文春文庫)、「神楽坂咲花堂」(祥伝社文庫)、「ご隠居は福の神」(二見時代小説文庫)、「桃太郎姫」(実業之日本社文庫)など多数。

「2023年 『番所医はちきん先生 休診録五 悪い奴ら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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