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- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041070314
作品紹介・あらすじ
爆発事故に巻き込まれた寿々子は、ある悪戯が原因で、玲奈という他人と間違えられてしまう。後遺症で意思疎通ができない寿々子、“玲奈”の義母とその息子――陰気な豪邸で、奇妙な共同生活が始まった。
感想・レビュー・書評
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間違いを正そうとしていると事故に巻き込まれる。そこから先は訂正することもできず。チャンスが巡ってきたと思ったら、どうでも良くなるようなできごとがあったり。人生どうなるかわからないもんだ。
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次に読む本を決め切れずに繋ぎで読み始めたんだが、のめり込んだ。爆発が起こるまでの流れは冗長かなと思うが、その後の描写が良い。苛立ちともどかしさが伝わり、わが身に置き換えて想像してしまう。
しかし、嫌な家庭だよなぁ。滝子も雅彦も正直言って気持ち悪い。寿々子が雅彦に惹かれたのも分からない。ストックホルム症候群的な感じなのか?
あと五郎を生かしたことに意味はないのかな?現実の事故なら生き延びたことに意味なんて求めないが、こういう状況だと何かあるのかと勘繰っちゃうんだよなぁ。(それが狙い?)
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