あかちゃん研究からうまれた絵本 かお かお ばあ

著者 :
  • KADOKAWA
3.55
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本棚登録 : 285
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041070321

作品紹介・あらすじ

コントラストの強い白と黒の目、口の配置で、生まれてすぐからあかちゃんは顔を認識します。
あかちゃんの発達順に構成し、あかちゃんとお母さんの反応を実験して作られた、新感覚の絵本。

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生まれた時から、あかちゃんは顔が好き。あかちゃんは顔を探し、顔を眺めて楽しみます。
顔はあかちゃんの興味をひくものでいっぱいです。
幼いあかちゃんでも気づきやすいのが、白と黒のコントラストのはっきりした目。くるくる動く目玉。やがてあかちゃんは、表情に気づきます。ニコニコと笑った楽しい顔と、驚いた顔や困った顔。あかちゃんは顔から、お母さんとのつながりを学習していくのです。
この絵本はあかちゃんの大好きな顔を、あかちゃんの見える絵や色で描いています。この絵本であかちゃん世界を知り、あかちゃんの成長を楽しんでみてください。
 ――山口真美 中央大学文学部心理学研究室教授/日本赤ちゃん学会事務局長
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絵本の読み聞かせ実験の中で「この本は親子のコミュニケーションに役立っている!」と強く感じられる瞬間が何度もありました。見つめる、発話する、笑う、指さす。この絵本には、こうした行動をあかちゃんから引き出す力があります。それはこの本が、あかちゃん世界にあわせたデザインになっているからです。
 ――金沢創 日本女子大学人間社会学部心理学科教授
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感想・レビュー・書評

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  • 0y4m
    コントラストのはっきりしたザあかちゃん向け絵本。
    きょろきょろと色んな顔を首を動かして見てくれました。

  • 0歳4ヶ月
    研究から生まれた絵本と書かれてたから期待してたけど反応は薄め。少し薄いボヤけた色の絵なので、赤ちゃんはもう少しハッキリした色の方が好きかも。

  • 色々な顔の表情がでてきます。目をぎゅっとするページと、ぎょっとするページが好きで繰り返し読んでいました。

  • 970

  • 《図書館》【再読】いろんな顔がいっぱい。

  • あかちゃん研究からうまれた絵本との補助題名があるように、そうだろなと思える内容でした。あかちゃんって、まず目を見て口を見てそして顔を見て、そんなふうに認識していくんだろうなあと思いました。

  • 子のお気に入り。低い月齢からでも。

  • なかなか良い。

  • どうだろう。ちょっと小難しいかな。赤ちゃん絵本としては。

  • 7ヶ月の時に友人から頂きました。
    最初は中々興味を示さなかったけど
    1歳過ぎてからはお気に入りの一冊になり
    毎日何回も読んでいます^^
    色々なお顔が出てきて、
    真似しながら読んであげると大喜びです!

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著者プロフィール

中央大学文学部教授。1995年,お茶の水女子大学人間文化研究科単位取得退学。
主な著書:『自分の顔が好きですか?―「顔」の心理学』(岩波書店,2016),『発達障害の素顔―脳の発達と視覚形成からのアプローチ』(講談社,2016),『赤ちゃんの視覚と心の発達 補訂版』(共著,東京大学出版会,2019)ほか

「2019年 『心理学実験』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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