蜘蛛ですが、なにか? (5) (角川コミックス・エース)

著者 :
制作 : 馬場 翁  輝竜 司 
  • KADOKAWA
4.00
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本棚登録 : 59
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041070581

作品紹介・あらすじ

火竜軍団をなんとか倒し一息ついていた蜘蛛子だが、突如マザーVS火龍軍団とのモンスター大戦争が勃発! 慌てて逃げ出す蜘蛛子だが、マザーに敗れた火龍に見つかり絶望的な戦いの幕があがってしまうのだった…。

感想・レビュー・書評

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  • 火竜軍団をなんとか倒し一息ついていた蜘蛛子だが、突如マザーVS火龍軍団とのモンスター大戦争が勃発! 慌てて逃げ出す蜘蛛子だが、マザーに敗れた火龍に見つかり絶望的な戦いの幕があがってしまうのだった…。

    中層マグマのボス、火竜一派とのバトル開始。さすがに今回はまずいかと思ったけど、相変わらず蜘蛛子は立ち回りすごいなぁ。
    並列思考のなせる技と本人は言ってるけど、並列思考っても他人じゃなく全部本人なんだし、そこそこに頭が切れないとやっぱ難しいだろうし。
    山のようにレベルアップとスキルアップしたけど、そこでまさかのマザーと大ボス火龍登場とは…。ていうかあのマザーはそんなに強かったんかいい!火龍をいなせるレベルとは予想だにしなかったよ。
    そして手負いとはいえ火龍とそのままバトルして勝つなんて。蜘蛛子も結構負けず嫌いだよな。
    最後になんか意味深な人出てきたけど、何者?

  • 相変わらずのエロ表紙。
    顔の下半分が見えちゃってるのだから、これでブスの設定とか無理がある。
    (世の中の女子がこぞってマスクで隠したがるくらい顔の下半分でブスが決まる。)

    火竜といい、巨猿といい、なんで蜘蛛1匹にここまで全力なんだろう。
    餌には小さすぎるし、そもそも毒持ってる食用に向かないし、縄張り的な理由だろうか?

    バフやデバフとか状態異常はホント、使い始めると止まらんよな。
    子供の頃は単純に強い攻撃魔法に偏りがちだったんだけど、歳を重ねるにつれて補助魔法の有用さに気が付く。
    (そもそも MP が勿体なくて魔法使いも物理で殴るプレイしてた。)
    自分が補助系魔法の強力さに気が付かされたのは『真・女神転生』。
    アレはメギドラオンとか撃つよりも、タルカジャ掛けまくって殴った方が強いっていう典型的なゲームだった。
    『2』以降は破壊神シヴァにタル・スクを継承させたり、ラクンダを継承させたりして実に楽しかった。
    『デビルサマナー』も、もちろんレイ・レイホゥにはガブリエルを降ろしたし、英雄ヨシツネもイナルナ戦で開幕八艘飛び使ってた。

    ところで、火竜と火龍で区別されてんのね。
    っていうか、ついさっき火竜との絶望的な戦闘が終わったばっかなのに、早々に火龍戦とか。
    しかも既に原作9巻(漫画版だと18巻分)が確定してるのに、原作3巻前半(漫画版5巻)で最強クラスの龍を倒しちゃうとか・・・。
    ちょっと強さがインフレ傾向に思えて心配になる。



    今回は竜に転生した娘の話は収録されてない。

    巻末の『メイキングオブ漫画版蜘蛛子』は一時期 Twitter などで流行ってたゲンコラだけど、ちょっと載せるのが遅かったかな。
    もう誰もやってないし。

  • ボスラッシュを越えて=食物連鎖からの脱出。

    主人公もある程度強くなったからこそ、却って一撃死が目に見え緊迫感を煽った中層での戦いも、ここ五巻でいよいよ終わりを迎えます。
    ここまででオトシゴ→ナマズ→ウナギ→火竜と中層で相手する敵も徐々に強くなっていきましたが、その頂点に立つ火龍の一体、レンドとの戦いもやはり企図せぬ遭遇戦でした。

    先に言ってしまうと、四巻の最後で相対した火竜も、幸運あってこそとは言え大体主人公のペースで倒すことが出来ました。
    けれど、あの地龍アラバと同じ「龍」の名を持つ者との戦いは訳が違います。

    ここから同格の強者同士の戦いは食うか食われるかとはまた違う意味を持ってきます。
    マザーにテリトリーを侵され、それこそ払いのける感覚で引き連れた配下込みで一蹴され、プライドを傷つけられた火龍レンド、目についたのは憎き彼奴の小蜘蛛。

    知性を持つ者同士、布石を打ち合い、互いが持てるすべてを賭けての総力戦に移行します。
    運がいい悪いという言い訳が許されない、作品全体を見ても最も拮抗した遭遇戦は紛れもなく屈指の名バトルだったと思います。

    最後まで立ち向かい、力なく横たわった火龍レンドには半端になってしまった強者の悲哀を感じました。
    火竜の最期の時に主人公は語りましたが、それを踏まえても、次の節目である地龍アラバ戦とは大きく性格が違うのだなと思うと、結構感慨深いです。
    後に残すのは死骸だけではない、経験値だけでもないのです。

    ともあれ、美味しいものというご褒美を合間に挟みつつ、合間に苦い思いをもたらしてきた中層もほぼ、ここまで。

    物語は次なる展開に向けて動き出します。
    中層で大きく成長したスキルとステータスによって、出来ることの幅が広がり、大きく深まりました。
    そして今後もキーになる「空間魔法」の解禁、その成果については次巻を待て!

    そして、スキルとシステムメッセージという、大して語る口を持たなかった情報源から徐々に読者にも伝わってくる、世界の裏側に見え隠れする何者かの影。

    何者か――いよいよその存在が触れられてきた管理者が動きます。
    スキルやステータスといった強さではどうにもならない相手を直接認識することになるのですが、それもまた次巻以降で触れることになるかもしれません。

    そんなわけで、この巻でも縦横無尽に空中を駆けることになる主人公、本当に息つかせることのないスピーディーなバトル展開でしたね。
    個人的には、遠いは遠いけどようやく目標となる進化先「アラクネ」のシルエットが出たのも嬉しかったり。うん、流石のエロチック。

    ほか。
    かかし先生(と原作の馬場先生)は本当に順を追って説明してくれているのだなあ、と改めて思ったり。
    コミカライズとしても、どのようにアレンジしてくるのかそろそろ新鮮な驚きが見えてくる頃合いかもと、思ったりもしました。

    ついでに言うと原作小説九巻と歩を同じくして、発表されたアニメ企画で更なるメディアの違いをどう生かしてくるのか気になってきました。
    コミカライズとして大成功と言えるこの作品の出来を前に、読んで改めて思いを新たにするのでした。

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