- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041070741
作品紹介・あらすじ
語彙力を高めることで、思考がクリアに、会話がスマートに、雑談がウィットに富んだものになる。ベストセラー『語彙力こそが教養である』著者が説く、誰でもすぐ実践できる、言葉を身につけ磨くための習慣。
感想・レビュー・書評
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【★3】語彙力の付け方、語彙力をつけるとどうなるかについて解説された本
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自分の語彙力のなさに頭を悩ませている。
他人様よりもほんの少し読書家であると自負しているが、こうやって感想を書こうとすると忽ち言葉が出てこなくなる。
残念ながら単に読書だけでは語彙は増えないようだ。
本書『語彙トレ』。
如何にも語彙力を増やしてくれそうなタイトルであるが、あいにく読了したのみでは語彙は増えない。
言葉そのものよりも、語彙力を増やすための日々の心得にフォーカスして書かれた本である。
第一章で現代社会においての要約力の重要さが説かれており、すでにこの本の要約すら四苦八苦している有様であるが、自分なりに4つにまとめてみた。(著者の勧めるように3つに絞りたかったが難しかった。)
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1.要約力は現代で求められる重要なスキルだが、トレーニングで高められる。
2.自分の感じたことを安直な表現ではなくしかし変に装飾せず素直にアウトプットしてみること。
3.“座持ちのいい人”になれるように心がける。会話の引き出しが増えるように色々なことに興味を持つようにする。
4.自分の中の本心や感覚を言葉にしてみることで、語彙力は増え、意識付けができ人生も変わる。
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やはりアウトプットが大切か。
ブクログの感想は続けるとして、今後はアウトプットの仕方に気を付けてみたいと思った。
キーワードを3つ程あげて、上手く配列する。
ついつい安易に“かわいい”とか“素敵”だとかで済ませてしまう節があるので、“どんな風に”なのかを意識して表現することを心がけたい。
夏目漱石と谷崎潤一郎の羊羹評は確かにスゴイ。(スゴイというのも安易な表現だが。)
人生で何度か羊羹を食べたけどそんな風にとらえたことなかったわ。途端に羊羹が大層魅力的な菓子に思えてきた。
雑談力は悲しいくらいにない。
沈黙が平気な人種なのである。“座持ちのいい人”になれるように相手をもてなす気持ちを持つところから始めなければ。 -
語彙力の本質は「自分の考えや感情を適切に表現できる言葉選びができること」
自分の考えや思いを言葉にする重要性を知った。言葉を自分のものにするために思いついたことはメモをする習慣をつけよう。 -
自分の心の中にある不安は、言語化しておらず漠然とした状態だからこそあふものなんだ、と
この本を読む事で感じた。
とにかく言葉として適切な表現を当てはめてみる作業をしてみよう。
物事を深く、深く考えて、適切な表現を当てはめる事は語彙力向上と同義である。 -
語彙力を伸ばすためにはどうするべきか。
本を読む、教養を身につける、など多くの
方法は存在します。
しかし、意識をしてトレーニングしないと
技術が向上しないスポーツのように、語彙
力もまた目的意識と、その時々の効果を
あらかじめ理解していないと、いたずらに
労力をかけてしまうだけである。
語彙力をUPするためには、どう行動し、
どう意識するべきか、を知る一冊です。
一方で口癖んなっていることば「 NGワード」
を決めて、口に出さないようにすることも
大事です。
「なるほど」「って言うか」などですね。
言ってしまったら別の言葉で言い換える、
などのアドバイスももらえます。 -
普段どのように考えて生活すると語彙力があがるのかというヒントが書かれてます。
簡単に読めて面白いですが、「新書」でいいんじゃない?ってほど内容が薄い・・・なので減点(^_^;