スーパーカブ5 (角川スニーカー文庫)

  • KADOKAWA
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041070826

作品紹介・あらすじ

高校卒業も間近の1月。3か月後に迫った大学生活の目途も立ち、山梨で過ごす時間もあと少し。しかし残った高校生活を平穏に過ごそうとする小熊とカブに、突然の試練が襲い掛かる。
 入院期間は5週間。初めての入院、初めての手術。同じ病室になった、3人の個性的な女性たち。カブと引き離された小熊の日常は半日で一変していた。一方、大学受験を控えた椎は、たったひとりである挑戦をしようとしていて……
 両親も友達も趣味もない、何もなかった少女が手に入れたカブのある生活。これからもバイクと一緒に生きていくために、もう一度少女が向き合う、カブとの付き合い方。

感想・レビュー・書評

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  • 痛い

  • 今回はバイク乗りの人として切っても切れない事故の話。骨折し、スーパーカブに乗ることを止められかけても乗ろうとしているその粋が凄い。小熊は「自分は図々しい人になった」というシーンがあるが、そこそこ図々しくなってて、人間味がある。

  • 危険な目にあったということを忘れないために。

  • 高校生の頃に思いっきり目の前で衝突事故を見てしまって、それからバイク乗るのはどうしても怖くてな…その際のライダーさんは軽症で済んだようなのだがそれでも。

  • ついに怪我をして入院…あれだけ慎重に用心している小熊にももちろんありえるのだよなぁと思いましたね。シスター服でバイクに乗る桜井ちゃんをぜひイラストで見たいと思いました。そして春からの生活がどうなるのか楽しみな終わり方。

  • あらら、ついに事故っちまったか、小熊。大腿骨やっちゃったんだ。俺のすこぶる長~いバイク生活の中で、そもそも人生において、幸いにも骨折はない。もちろん事故は数々経験してるし、昨年だって右折待ちで追突されてスポーツスターを手放す羽目に。これまでよくご無事でって思うけど、この冬も椎と同じリトルカブで通勤し、休日はグラトラで山中に海岸端に農道を駆る。小熊たちと違って、残された時間はそう長くない。夏も冬も雨も辛く、バイクにとって快適な日は年に数えるほど。積載量少ないし、やっぱ危険度高いし、何で乗ってんだ?だから乗ってんだ。

  • バイクにはつきもの…らしい事故&入院話。
    なんかちょっと軟化した?と思って勝手に寂しくなっていましたが相変わらず尖がっていて媚びない姿勢を貫く小熊さんを確認できてうれしい。

  • 入院してるだけやん。めっちゃつまらん。

  • カクヨム2018年12月〜2019年4カクヨム掲載のものに加筆修正して、2019年7月角川スニーカー文庫刊。小熊のバイク事故による入院生活。小熊が桜井を脅す場面と礼子と小熊が、互いのバイクを蹴る場面には、良い印象が持てません。ちょっとがっかりです。

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