八百長リーグ 戦時下最大の野球賭博事件

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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041071854

作品紹介・あらすじ

戦時下の貴重な娯楽として国民を楽しませていた職業野球に闇の手が伸びる――。昭和11年、巨人軍、タイガースなど七チームによる職業野球リーグが発足すると、連盟はすぐさま、大リーグで起きた八百長事件を懸念して、防止策を急いだ。しかし、それをあざ笑うかのように、不正をはたらく選手が現れた。そして、他のチームへと拡大の様相をみせていく。選手たちを召集する巨人軍。苦悩する沢村栄治……。なぜ選手たちは、連鎖するように次々と不正に手を染めていったのか。戦時下の八百長事件を、当時の資料や証言を丹念に積み重ねることにより追跡していくと、浮かび上がったのは、今なお繰り返し起こるプロ野球界の不祥事の本質だった……。賭博の予想に使われた野球雑誌をはじめ、戦前・戦中の貴重な写真、資料、新聞記事を多数収録。

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著者プロフィール

山際康之(やまぎわ・やすゆき):1960年生まれ。桑沢学園理事長・東京造形大学学長。東京大学博士(工学)取得。ソニー入社後、ウォークマン等の開発を経て、製品環境グローバルヘッドオフィス部門部長を担当。エコデザイン関連の研究書籍に、『分解デザイン工学』(東京大学出版会)等がある。またノンフィクション作家として、『兵隊になった沢村栄治』(ちくま新書)、『プロ野球VS.オリンピック』(筑摩選書)、『プロ野球オーナーたちの日米開戦』(文藝春秋)等の著書があり、『広告を着た野球選手』(河出書房新社)ではミズノスポーツライター賞を受賞している。



「2024年 『プロ野球選手の戦争史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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