怪談狩り 黄泉からのメッセージ (角川ホラー文庫)

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 124
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041071892

作品紹介・あらすじ

死んでも、伝えたいことがある――
「新耳袋」の著者・中山市朗が蒐集したあの世からのメッセージ

あの世からのメッセージは、さまざまな形でこの世に出現し、私たちに語りかけてくる――。親族に不幸があるたびに夢枕に現れる生首、幼い子どもをひき逃げした犯人を探し求める刑事が見つけた金属片、夜道に佇む男の子が手にした新聞紙、「俺は16歳までに死ぬ」が口癖だった同級生の家を代々襲う数奇な運命……。日常に潜む小さな違和や怪異を丁寧にすくいあげる。「新耳袋」の著者が全国から蒐集・厳選した戦慄の怪談実話集。

感想・レビュー・書評

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  • 言葉で説明できないことは、本当にあるのかもしれないと思いました。

  • 最後の2つの話が1番怖かった…
    次の日思い出したらゾクゾク怖さがやってきた〜

  • 安定の面白さ。赤い手袋は泣けた

  • 「七代祟る」が何より恐ろしい。
    これを読んで、末代まで祟るという文言の本当の意味を知りました。

    子孫が絶えるまで祟る、ではなく、絶やす時さえ死者の側が決めているのだ、という強さ。恨みを晴らすまでは、どこまでも続いてゆくという執着。

    構成上、一番インパクトあるものを最後の配置するのは常道なのですが、ちょっと力が強すぎる。感想書くために読み返したのだけど、初読のように怖さを感じている自分がいます。タイトルで、話の内容は思い出したのだけど、それでも心が準備はできているのだけど、恐怖は変わらない。

    こんなに震えている時は、エロいこと考えるのが一番です。エロスで恐怖を誤魔化せ。ただ、怪談とエロスはセットだったりする場合もあるんだよなぁ。『黄泉からのメッセージ』には収録されていないけども。
    裏社会や水商売の界隈の怪談って、語れないものが多そう。

  • 短編ホラー集
    大小の実話怪談がてんこ盛りなわけだが、そこまで怖い話も無く、ありがちな話などが多く個人的な感想だがとても退屈だった

  • 怪談狩りシリーズ最新作。
    コンピュータの怪談が一番面白かった。確かに新手の怪談かもしれないな〜。

  • 20240818

  • あっさりスルスル読める文章なのに必ずゾクっとさせてくれる話があるので読んでいて楽しい
    このシリーズは個人的には外れない

  • 怖い話が多く面白かった。

  • 身近な人が幽霊・怪異化するというのはなかなか凄みがあるなぁ。
    遺された人を心配して・・なのかもしれないけれど、出現の仕方やアピールの様子が、すでに生きた人のそれではないという…。

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著者プロフィール

(なかやま・いちろう)兵庫県生まれ。怪異蒐集家、放送作家、オカルト研究家。クリエーター養成塾「作劇塾」塾長。木原浩勝氏との共著『現代百物語 新耳袋』(全十夜)は、ロングセラーとなった。著書に『怪異実聞録 なまなりさん』『聖徳太子 四天王寺の暗号』『怪談狩り 市朗百物語』『怪談狩り 赤い顔 市朗百物語』などがある。

「2022年 『なまなりさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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