二人の天魔王 信長の正体 (角川文庫)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041071939

作品紹介・あらすじ

「織田信長は幽玄の武将。これほど美しく哀しい武将を知らない」――江戸期、無名だった武将・織田信長は、なぜ太平洋戦争後に一躍人気が出たのか? そして信長が手本とした、もう一人の〈天魔王〉とは? 桶狭間合戦、足利義昭との確執、姉川・長篠の合戦、蘭奢待の切り取り、そして明智光秀が残した愛宕百韻と本能寺……。現存する一次史料を駆使し、超絶の推察力ですべての謎を解き明かす、歴史ミステリーの決定版。


※電子書籍版は紙版の書籍から参考史料の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

感想・レビュー・書評

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  • 信長を過大評価しているという説にはなるほどと思うところがある。でも推理の域を出ていない。証拠がない。人の話は根拠も示さず一刀両断。自説は己の推理だけ。
    とはいえ、信長過大評価説で今後は信長を見ていこうと思う。
    でも、気になるのは明石氏の人を見下した話し方。いちいちカチンとくる。読み終えるのが苦しかった。

  • 明石さんと小松さんの会話で信長の本当の姿を暴いていくという話。
    明石さんの上から物を言っている感じやバカにした言い方が気になり小松さんはよく我慢して会話を進めていける事に尊敬に値する。
    きちんと史実を読めば分かる事をみんなは信長を英雄にしたくて間違った解釈をしていると明石さんは言いたいらしい。

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著者プロフィール

1945年東京都築地生まれ。作家。その博覧強記ぶりをかわれ、故・池田満寿夫をはじめ多くの作家、政治家たちのブレーンとなっている。著書に『東洲斎写楽はもういない』『二人の天魔王』『龍安寺石庭の謎』『謎ジパング』『ゲーム』『七つの金印』『日本語千里眼』など多数。

「2020年 『二人の天魔王 信長の正体』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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