完本 妻は、くノ一(二) 身も心も/風の囁き (2) (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041071946

作品紹介・あらすじ

涙が出るほど純であり、
ぶれずに生きる彦馬を愛してください。
―― 十代目 松本幸四郎

愛した妻は、敏腕くノ一だった!?
狭い江戸ですれ違い続ける二人に目が離せない、
累計130万部突破の時代小説の金字塔が読みやすく進化した「完全保存版」になって登場!

元平戸藩主の松浦静山に知識と人柄を買われ、下屋敷に出向くようになった彦馬。
赤いカラス、夜歩く人形……持ち込まれる謎は解決するも、肝心の妻・織江探しは進まない。
一方、その織江も任務で飯炊き女に扮し平戸藩下屋敷に潜入していた。
そこで静山の密貿易の証拠を手に入れるが、彦馬を想う気持ちから提出を決心できないでいる。
やがて、江戸城中奥番の鳥居耀蔵がある事に気付き、動き始め――。
任務と愛、揺れる織江の運命は?


★文字が大きく、読みやすくなりました。
★加筆・修正をした“最終版”。
★第2巻には著者のルーツを明らかにする書き下ろし「あとがき」を収録。

感想・レビュー・書評

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  • よっしゃ。
    話のパターンがわかったからもうこのシリーズ打止め。
    特に続きはもう気にならないし、
    ドラマがあるからあとはそっちでいいかな。

  • 彦馬と織江の気持ちが痛いこと。。
    両想いの2人の今後が気になります。

  • 風野真知雄はどれを読んでも楽し胃が、これはドラマ化もしてるらしい。見てないけど、上手で運動神経も良いアクションができる、そしてちょっぴり色っぽい女優さんにお願いしたい。主人公二人のキャラクターもついつい応援したくなる!

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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