本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041072127
作品紹介・あらすじ
徳島で建設業に従事する著者の日常と、体験者に聞き取り取材をした怪談が妖しく交差する土着的怪談実話集。怖いと感じることそれ自体を深く見つめることで、怪異の恐ろしさがぞくりとにじり出る8篇を収録。
感想・レビュー・書評
-
ワタシが実話怪談を好きなのは、本当にあったことかもしれないから。本当に怪異が存在するとしたら、見えないだけでそこにもあそこにもあるとしたらそれは実害を伴うものなのか、ただそこにあるだけなのか。それにしてもなんでこんなに怪談は世の中のいたるところにあるんだろう。不思議。
作者は実話怪談とはなんぞや、と考察して少し病んでしまったりしていた。
書いたり話したりしたらいけない本気でヤバいことってきっとあると思うし、そこに触れてしまったらきっと普通じゃいられないと思う。だから、ワタシが実話怪談を楽しむのはきっとどきどきしたいからだと思う。今回この小説を読んで、取り組みかたというかそういう姿勢みたいなのをめちゃくちゃ考えさせられた。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示