高校サッカーボーイズ U-18

  • KADOKAWA
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041072172

作品紹介・あらすじ

高校三年生の遼介が所属する青嵐高校サッカー部は高校総体県予選を準々決勝で敗退し、変化の必要性を痛感していた。遼介はポジション変更を受け入れ、公式戦出場を果たす―。青春ど真ん中、サッカー小説の決定版!

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズは何年かおきに続けて読み返したい。スーパーなプレーもないし、際立ったキャラクターも居ないけどサッカー部には1番リアルに感じる小説。

  • いよいよ遼介も高校3年生。最後の大会を迎えます。サッカーのこと、進路のこと、チームのこと、色々と悩みますが、今までとは違って、コーチのサポートなく、自分で葛藤しながらも乗り越えていく姿を頼もしく感じます。今まで以上にサッカーの戦術的な話が多く、イメージできないところもありましたが、大舞台のピッチに吹く爽やかな風を一緒に感じることができました。完結ですか?続きがきになります。

  • 高校生って、青春っていいなぁって思う。全力で部活に打ち込めた時間ももうないんだって思うと悲しいけど、これからも仲間と全力で何かに打ち込みたいって思える本だった。

  • 完結編。
    我が子の少し先を歩いていたら同シリーズですが、
    この秋息子も選手権2次予選ベスト8で敗退引退。
    僚介に追いつきました。

    全国への夢は叶いませんでしたが、選手権メンバーに選抜されよき仲間に恵まれ最後まで全力で走りきれたところまで同じで、やっぱり感情移入し過ぎながら読みました。
    引退のタイミング、思うように行かないもどかしさ、選手内側からの目線は応援する親のバイブルなんじゃないかと思っています。


    かつてのチームメイト、今のチームメイトはそれぞれが仲間でありライバルであり、別人格であることを強烈に意識しながら甘くはない世界を、成長していく少年の目で爽やかに描かれていると思います。

    すべてのサッカー少年の親に読んでほしい。

  • ボールを追い続けた者。
    今まで通りではなく、勝敗関係なく必要だと思う要素を取り入れた練習の成果なのだろうな。
    常に試合の流れをコート内から見ているからこそ、突破口を見つけ出し走り出す事が出来るのだろ。

  • サッカー部の息子(中2)の本を借りて読む。
    いいなー。自分は怪我のために断念したが、息子にはサッカーを楽しんで、満喫してもらいたい。

  • 青春っていいなぁ!
    高校時代に戻ってサッカー部でもう一度仲間とサッカーしたくなった!

  • 主人公が最後きちんとピッチに立てていたことにほっとした。
    試合の結末はどうあれ3年間サッカーという競技に打ち込んだ姿になんかもう泣けてしかたない。
    続くかどうか分からないけれど本の形でなくても人生は続いていくのだろうなーと思いました。

  •  圧倒的な臨場感。言葉で息づかいが感じられる。

  • 彼らもとうとう、高3とはなーーー。

    確かに、多くの運動部員たちは、高校卒業とともにその競技人生を終えるのだよな。
    大学や社会人で、続けられるのはほんの一握り。
    進路という悩みがちらつきつつも、それでもまだ、続けていられる瞬間まで、サッカーを続けたい。

    最後のシーンが、そこ!!!???ってとこで終わってます。
    シーンとしては綺麗だし、19歳編が出るならそれでいいんだけど、もし、ここで終わるなら、どうなったかめっちゃ知りたいです。

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著者プロフィール

千葉県生まれ。商社、出版社勤務を経て作家に。二〇〇六年『サッカーボーイズ再会のグラウンド』でデビュー。「サッカーボーイズ」シリーズ、「海が見える家」シリーズの他に『帰宅部ボーイズ』『ようこそ、バー・ピノッキオへ』『会社員、夢を追う』『太陽と月サッカー・ドリーム』などの著書がある。

「2022年 『サッカーデイズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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