つくもがみ笑います

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 301
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041072288

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第3弾。
    前の内容は忘れてしまったが、さほど支障なし。
    新たな謎っぽく出てきたことは
    たいした問題とせず終わってちと拍子抜け。
    よくも悪くも淡々。
    [図書館・初読・4月23日読了]

  • つくもがみシリーズ第三弾。付喪神たち、大活躍!
    ・つくもがみ戦います・・・攫われた出雲屋の付喪神たちの
         前に現れた三人の付喪神たちの正体と目的とは?
    ・二百年前・・・古い屏風の中に入ってしまった付喪神たち。
          果たして帰ってこれるのか?
    ・悪の親玉・・・春夜の義父、阿久徳屋が行方不明に。
         探しに行った付喪神たちが忍び込んだ旗本屋敷で
         出会った者たちは、誰?
    ・見つかった・・・十夜、春夜、阿久徳屋が襲われた理由は、
         あの古い屏風の中から持ち出されたモノが原因だった!
    ・つくもがみ笑います・・・武士を救うという付喪神の存在。
         それの在処を探る中、古い屏風の騒動が。   
    ・終・・・大団円。淡き恋の顛末。そして新たな毎日が続く。
    付喪神が縁で新たな者たちが登場します。
    なんとも個性的で痛快な「悪の親玉」阿久徳屋と春夜の親子。
    御大身の旗本、そして身分の高い武家とまで、縁が。
    って、出雲屋関係で人に馴染み過ぎて、人の前に姿を現したことは
    災難に、事件に繋がってしまうという縁まで齎しておりますが。
    今回は、江戸時代の子ども事情、武家の事情が垣間見られる
    シリアスな一面のある話でもあります。
    そして、十夜も早や十五歳。子どもと大人の狭間の時期になって、
    いろいろと考えられるようになりましたね。むぅ、成長期。

  • つくもがみシリーズ第三弾。第二弾をまだ読んでないみたいだし、第一弾を読んでからずいぶんたっているので付喪神の面々を忘れてしまっていた。それでもなんとか出雲屋の付喪神は読んでいくうちおもいだしてきた。今回から悪徳屋じゃなかった阿久徳屋の付喪神がでてきたのかにぎやかしかった。最初は対立したり、あとで屏風の付喪神を通して過去にいったり団結して活躍したり大騒動になっていた。これは第二弾も読んでみることにしよう。

  • 新たな登場人物も登場して賑やかになった。
    付喪神達も大活躍で、何故だか最後に十夜たちの恋の行方オチで笑った。

  • またもや変わったお仲間が増えましたね。
    清次やお紅がなかなか出てこなくなり、
    寂しい気もしましたが、
    新たな仲間も個性的で良い人達なので、
    安心しながら読めました。

  • 小さな付喪神達の可愛いお話も読むのさ

  • だんだんつくも神が人に近づいている(笑)昔は簡単に人間と口をきくなんてしない!のが矜持だったのに、今ではすっかり、すすんで清二の膝に乗って武勇伝を披露するにまで……!
    十夜の存在が大きいのだ。
    そんな十夜も事件解決に駆け回る一方、そろそろ大人になる兆しかな?心の変化が出てきたみたい。

    でも、やっぱり、私は清二さん贔屓なので、もっと清二さんが活躍してくれたらいいのに( *¯ ³¯*)
    と思ってしまったり……
    少ない出番のなかでも、きっちり仕事をする清二さんに、またうっとりしているんですが(*´ω`*)
    新しいキャラクターやつくも神も加わって、相変わらず賑々しいワールドです!

  • つくも神たちがみんな愛らしくて楽しい。
    悪の親玉さんもユニークで憎めない。
    アニメは、親世代の話だったのね。
    さっそく文庫をGet。

著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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